(20170301)キャプテン翼 ライジングサン 第49話 ゲルマンの血潮

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じ、あっという間に3−3の同点に。ミューラーは左手を負傷するも、ドイツGKコーチのギュンター(ミューラーの師匠)にテーピングを施され、左手はパンチング限定でという条件でプレー続行。そしてそんなミューラーの前で、サンターナとナトゥレーザがツインシュートの構えを見せるのだが…?


前回、サンターナと納豆の新必殺技フルメタル・ファントム」によって、左手を破壊されてしまったミューラー。左手には今すぐ縫わなけきゃいけないほど裂傷を負っており、普通に考えたら、決勝トーナメントも控えてる事を考えたら、ここはベンチに引っ込めるのも止む無しですが、ミューラー本人は「ざけんなまだやれるぜ (#゚Д゚) ゴルァ!! 」とか言ってトレーナーにブチ切れてます。


するとドイツはキーパーコーチのギュンターに、ミューラーの様子を見に行かせます。
…ん?ここにきて新キャラか?と思ってたら…このコーチ、なーんか見覚えのある顔してんなあ…。


















ミューラーの師匠やんけ!!


お前かよ!!お前ここで出てくんのかよ!!
というかあの師匠、そんな名前だったのか…。
そもそもYOO1先生が、ミューラーの師匠の存在をちゃんと覚えていたことに、ちょっとびっくりもしていますが。


そして、ミューラーの手を一目見た師匠は「まあキャッチは無理だけど、パンチングならまだイケんじゃね?」と、ミューラーの左手をテーピングでグルグルに巻いて、続投させるよう指示しています。


さすがは小石1000個拾わせて、全部キャッチしろとか、弟子めがけて崖からサッカーボールと一緒に大岩を落としたり*1など、ムチャクチャな修行をさせてただけのことはあります。
そりゃ、あんな修行平気でやらせてたんだから、こんな程度の怪我で交代なんかさせませんよねえ…。





とはいえ、師弟愛が感じられるこのシーン。ベタだけどこういう熱い展開は、キライじゃない!決してキライじゃないぞ!


まあ、師匠がミューラーの手を消毒する際に、何故一度消毒液を口に含んでからぶっかけてるのか、ココだけは謎なんですが。







酒を口に含んでから、ぶっかけて消毒!って演出はたまーに見かけますが、わざわざ消毒液をぶっかけるのか(困惑)
まあたぶん、いつもは酒ぶっかけて消毒してたから、そのノリで…なんでしょうかね。



というわけで、プレー続行となったミューラーの激によって、ひとつにまとまったドイツなのですが…。シュートチャンスはまたしてもブラジル。
前回のお返しと言わんばかりに、カルツがリバウールさんのどてっぱらにシュートをぶち込みますが、強靭な腹筋で返され*2、そのこぼれ球がサンターナと納豆のもとへ。そして2人がツインシュートの構えを見せたところで、次回へつづく。



うーん…。さすがに今回はミューラーが止めるよなあ…?せっかく師匠も出てきたんですし。
これでまた失点したら、ドイツ本当いいところないぞ…。
ただ、カルツのリバウールさんへのお返しが不発に終わってるところに、一抹の不安を感じるんだよなぁ…。








*1:ファミコンゲーム「忍者ハットリくん」では、主人公の父親が、ちくわと一緒に鉄アレイを投げるという鬼畜生っぷりを見せていましたが、これのオマージュですかね…?

*2:ワールドユース編では、スウェーデンのブローリンが、日向の雷獣シュートを腹筋で止めてましたね…。