(20160917) 彼岸島 48日後… 第91話「大涌谷」

 
彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さんは、途中で知り合ったショタの勝次(勝っちゃん)と共に、雅様の居る東京への行き方の手がかりを掴むため、芦ノ湖へ。そして芦ノ湖に浮かぶ海賊船で人間達を率いているもう一人の救世主・鮫島様というタコ頭のオッサンと出会い、意気投合。みんなで力を合わせて邪鬼・死神を撃退する事に成功します。
 そして明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流して、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジトへの居場所を知っている、勝っちゃんの母親(吉川さん)の元へ向かうのですが…そこにいたのは、亡者へと変わり果てた母親(吉川さん)の姿でした。しかもそれが金剛様の仕業と分かり、明さんは吉川さんを道案内として一緒に連れて行くことにするのですが、途中の「仙石原のすすき草原」で、おっぱい丸出しの邪鬼「エテ公」と遭遇!吉川さんの顔にうんこを塗りたくってやり過ごそうとしますが、結局吉川さんの生理による経穴により、エテ公に見つかっちまうのでした。


一緒にいたモブ人間たちの貴い命を犠牲にして、なんとか森の中へ逃げ込む事に成功明さんご一行
明さんの目論見どおり、もうエテ公は追ってこないようです。
ここでまた、いつもみたいにエテ公と戦って、ムダに何週も誌面を消費しても、ワンパターンでつまんないですからね。ドラマや映画も控えてるんですから、少しは進展がないと(′・ω・`)



で、この後はまた吉川さんの口から手がニョキっと生えてきて、その指で示されたとおり、森の奥へと向かいます。
途中は完全な山道になっており、完全にバテちゃってるネズミは「ちくしょう化け物女、アイツのせいだ絶対に許せねェ…」と悪態を付きつつも、置いてかれそうになると情けない声を上げてついて行くという、相変わらずみっともない姿を晒しているうちに…付いたのはなんと「大涌谷」


大涌谷って言ったら、黒たまごで有名なあの観光名所じゃないですか!
なんか本土編に入ってから、地味に観光漫画になってますねこれ。
まあ彼岸島内で観光っつっても無理あるしな(′・ω・`)


んでもって、ここで土産屋にある食い物を探して一息つきます。
さすがに黒たまごじゃなくて、食ってるのは缶詰とかですけど。


で、一息ついた後、またもや吉川さんの口から「ノリモノ…」という発言が飛出し、ここで鮫島様があることに気づきます。
大涌谷で乗り物と言ったら…。





はえー。ロープウェイとは…。これは予想外過ぎてたまげたなぁ…。


これはやっぱり、ロープウェイに乗ってる最中にエテ公に襲われちまうのかなあとか、そもそもロープウェイを動かす電力はどうやって確保するんだとか、いろいろ言いたい事はゴマンとあるんですが、どうせこのクソみてェな漫画(褒め言葉)の事でしょうから、どうせ明さんが何とかするんでしょう。どうせ。