(20160215) 彼岸島 48日後… 第65話「弟の船」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さんは、途中で知り合ったショタの勝次(勝っちゃん)と共に、雅様の居る東京への行き方の手がかりを掴むため、芦ノ湖へ。そして芦ノ湖に浮かぶ海賊船で人間達を率いているもう一人の救世主・鮫島様というタコ頭のオッサンと出会い、意気投合します。
そして、要塞化した東京から抜け出してきたという鮫島様の弟・精二の乗る、もう一隻の海賊船を、みんなで待っていたのですが…おやおや、なんか様子がおかしいェ?



鮫島様の弟・精二の乗るもう一隻の海賊船。ぜんぜん人の気配がしないと思ったら…なんてこった!バカでけェ邪鬼が潜んでやがった!!


なんかこの邪鬼、依然出てきた「満腹爺」に似ているなあ…ってのはさて置いて、とりあえずコイツをなんとかしねェとやべェ!
鮫島様がマシンガンを乱射するも、邪鬼は涼しい顔をしていやがるし…。


ここは明さんの提案により、明さんがマシンガンを乱射して邪鬼をひきつけている間に、鮫島様が邪鬼のいる船に飛び乗り、船をバックさせ、この場を逃げ出すという作戦を決行。





ちょww明さんwww


なんてこった!!片手で軽々とマシンガンを乱射してやがる…!!
しかも全く反動が無ェ!


しかもこの後も、100kgありそうな鮫島様をロープを使って片手で引き上げたりしてやがるし…。


なんだよこれ!明さんの身体能力がやべェ!


なんかアレですよね。ギロチン振り回して竜巻を引き起こしたり刀で飛んでいる蚊を斬ったりマトリックスみたいにスタイリッシュに注射器をよけたり「最後の47日間」辺りから、明さんの身体能力が、どんどん人間離れしていってやがるなあ。たまげたなあ…。



ともあれ、2人の活躍により、無事に邪鬼の船から逃げ出す事に成功。
明さんと鮫島様が仲良く共闘する展開は、DBでラディッツ相手に共闘する悟空とピッコロさん的な熱いノリを感じたェ。


そして鮫島様も、なかなかの戦闘力がありそうで、明さんにとっては、久々に頼りになる仲間が出来たって感じで、懐かしくすら感じますねえ。
少なくともウンコマン加藤や亮ちゅけよりは確実に強いでしょう。少なくとも、武器を開発できる西山と同程度の戦闘力!といったところでしょうかね。鮫島様。
先週あれだけ溺愛しているみたいだった弟の精二の心配を、今週全くしていないのも、戦いの中で海賊船内の仲間達を守る事を最優先しているからなんでしょう。
いざとなれば肉親への愛よりも、目の前の仲間達の安全を優先する…。この非情さがいかにも救世主様じゃないですか。


まあ、鮫島様がもう一隻の船に飛び乗った時点で、そのまま弟を探せばよかったんじゃね?という不粋なツッコミをするのはやめんか!!