(20160119) 彼岸島 48日後… 第62話「スワン」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



芦ノ湖付近。吸血鬼達に息子を人質にされ、吸血鬼の肉便器として輪姦されまくっている吉川さん(未亡人)。
母親に陵辱プレイばかりする吸血鬼に、ついに怒りが我慢の限界に達した息子の勝次は、プレイ中に背後から金槌で、吸血鬼の後頭部に一撃!!
吸血鬼の反撃をくらい、家の外まで吹っ飛ばされた勝次ですが、ちょうどそこへ通りかかった人物は…。あったよ!救世主が!!
しかし勝次は明さんの手を借りることなく、たった一人で吸血鬼を殺害。残りの穴兄弟は、明さんが全員「ザンッ」したので、こうして吉川さんはエロゲ展開から開放されたのでしたとさ。



戦い終えて、吸血鬼の穴兄弟の死体が転がってるまん前で、トマトやキャベツなどの生野菜を生でバリバリかじってる明さんと勝次。先週も思ったけど、シュールな光景だなあ…。
で、明さんは勝次に、マサの野郎をぶっ殺すために東京に向かっている事を告げると…。


勝次「ねぇ明、東京に向かってんのはわかったけどさ
今はもう東京には入れないみたいだよ」


な、なんだってー!!



勝次の話によると、マサたち吸血鬼どもは、東京の周りにある東京外環自動車道に壁を作って要塞化したらしく、東京は完全に封鎖され、外から人が入れなくなっちまってるようです。
なんてこった!せっかく芦ノ湖付近まで、えっちらおっちら歩いてきたってのに、ここで足止めかよ!ちくしょうマサの野郎味なマネをしやがるぜ…。


なお、東京外環自動車道は、2016年1月現在、東京をぐるっと囲むまではまだ完成し切っていないんですが、一体どうやって要塞化したんだよ、ちくしょう!!などと、そんな無粋な事を突っ込んじゃいけません。
きっと高速道路が勝手に地面から生えてきたのでしょう(すっとぼけ)



でまあ立ち話もなんだし、勝次もパンツ一丁じゃ寒いって言い出すので、とりあえず家にあがることになった明さん。そこで目撃したものは…。







そこには気絶した全裸の吉川さんが…(;´Д`)


吉川さん、セックル中に吸血鬼から盛大におっぱいをガブリと噛まれちゃってたので、ひょっとしたらそれが原因で、母ちゃん吸血鬼化してるんじゃね?と心配していたのですが、そんなことはなかったぜ!!
というか、噛まれたはずのおっぱいが、何事も無かったかのように綺麗に再生されているんですが、一体どういうことだよ、ちくしょう!



でまあ、意識を取り戻した吉川さんから芦ノ湖に東京から逃げてきた人間がいるらしい」という情報をゲットした明さん。
案内役の勝次とともに、早速芦ノ湖へ向かいます。



なお、次のページで明さんがいきなり吸血鬼を義手ソードでぶった斬ってるシーンにキングクリムゾンしますが、まあこの漫画では良くあることだから、いちいち突っ込まんぞ。
アレだな。「MOTHER2」みたいに、実力差に開きがあるザコ戦は、スキップされるという仕様なんでしょう。どうせ。


こうして芦ノ湖へたどり着いた明さんと勝次。すると目の前に…。




062002


あったよ!スワンボートが!!



スワンボートとか…。ロッコツマニアかな(すっとぼけ)





まあね。確かに明さんは隻腕ですし、普通のボードをこぐのは大変ですから、スワンボードになるっていうのはまあ理解できなくもありません。
しかし明さんがド真剣な表情で、スワンボートをギコギコ漕いでる光景は、なんというかシュールだなあ…。


ですが、シュール展開はこれだけでは終わらない。目の前に見えてきたのは…海賊船!!


おいおい、なんで湖で海賊船とか出て来るんだよwwwwと思わず叫んでしまいましたが、よくよく思い返してみたら、芦ノ湖には、海賊船を模した遊覧船「箱根海賊船」ってのが、たしかに実在するじゃないか!昔乗った事あるぞ!!
まさかアレが、彼岸島によって聖地巡礼されちまうとは、たまげたなぁ…。


なーんて悠長な事を思っていたら、ちょっ!?いきなり海賊船が撃ってきた!!容赦なく破壊されるスワンボートの首。カワイソス。
まあ向こうからしてみりゃ、いきなりワケ分からんスワンボートが接近してきたら、そりゃ撃っても来るわなぁ…。



正直、全く先の展開が読めないんですが、どうなるんですかねえ…?まあとにかく、つづく。