(20150806)「妖怪伝奇 Roku69Bi-ロクロックビ-」第13話 迷宮の掟

グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載「Roku69Bi」
今なら前話分の載ってるグランドジャンプが、Kindleグランドジャンプ 【無料連載版】として無料で読めちまうから、まだ読んでない人はダウンロードして読んでみるといいぜ、クソッタレー。


さらに、ただいまニコニコ静画上にて「Roku69Bi」1話〜3話&特別予告編が無料で読めちまうんだ!



単行本第1巻の売り上げが良いのか評判が良いのかは定かでは有りませんが、GJにおけるRoku69Biの掲載位置が、妙に高くて安心(′・ω・`)
この人気がいつまでも続くように、まだ単行本を買ってない人間(クソ)どもは、コミックスをバンバン買い続けろよ!
そして単行本描き下ろしのクソ妖怪(ヤロー)ズにおののくがいいよ。



●座敷童子と引き合わせるために、香代さんの魂を連れ戻すべく「生と死の迷宮」へとやって来た69(ロック)。
そこで迷宮からの使者・妖怪ミノタウロスと鉢合わせ。ほんの少しの間だけ香代を連れて帰りてえだけなんだよクソッタレー!だと説得を試みますが、ミノタウロスは全く聞き入れてくれないので、結局バトル展開になります。


ミノタウロスの攻撃(下僕妖怪アウンゴブラ)を受けて「やりやがったなテメー…クソ妖怪(ヤロー)決定だ」と69(ロック)はプンスカしています。
でもミノタウロスさんは、偏屈と言うか、融通が利かないだけで、天上界から与えられた仕事に忠実な社会妖怪の鏡なんだよなぁ…。



●しっかしまあ、それまで日本の妖怪で話が進んでたのに、前回、唐突にミノタウロスが出てきたと思ったら
今週はそのミノタウロスが、突然ロケットパンチを繰り出してきて、いやあなんといいますか。もう梅さん本当にフリーダムだなあ。


もっとも、梅さんは以前の読み切りでも、浦島太郎がベースの漫画なのに、ソニアって横文字名の女戦士とか出してたので
梅さん的には「白人?黒人?黄色人種?人類みな兄弟だろうがクソッタレー!」って考えなのかもしれません(′・ω・`)



●69(ロック)とミノタウロスがやりあってる間に、香代さんは69(ロック)が体当たりで開けた穴を通って、人間界(シャバ)へ帰ろうとするんですが、迷宮にうごめくクソ妖怪(ヤロー)どもが、香代さんを引きとめようとするシーンがロリコンクソ妖怪(ヤロー)が、ようじょ誘拐をもくろんでいる”シーンにしか見えなくて、盛大に吹いた。
まあこれは香代さんが「ようじょ」姿だからそう見えてるだけなんですけどねえ。
とはいえ、香代さんがBBA姿だったとしても、クソ妖怪(ヤロー)どもの嗜好が、ロリコンからババ専に変わるだけで、特に大差は無いんだよなぁ(汗)


●今回のような、絶対的な掟に無理やり逆らってまで、相手のために、信義や信念を貫こうとするってのは「カウンタック」でもありましたっけ。
仲間である神谷さんの祖母の最期に立ち会わせるため、社会のルールにに逆らってまで、主人公の舜が高速道路を爆走する…ってヤツ(単行本だと18〜19巻の辺り)。


今思えば“無敵の国家権力様”(警察)に逆らってまで、高速道路を爆走するって行為は、反社会的で実にロックだと言えますが
今回の69(ロック)も、天上界の掟(ミノタウロス)に逆らってまで、香代さんを人間界に連れ戻そうとしてるわけですから、立場的にはほぼ同じといえますね。


カウンタック」の時は、結局最後は警察側がデレを見せてくれて一件落着だったのですが、今回のミノタウロスさんはどうなるのやら。
アイツ頭が固そうで融通きかさそうだしなあ(′・ω・`)