(20150420) 彼岸島 48日後… 第三十一話「狙撃主」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



マサの野郎をぶっ殺すため、東京へ向かう明さん。途中で新田豪(GO)翔きゅんの親子連れと、ショタのションベンまみれで握手してくるヨネさんを仲間に加え、4人パーティーになりました。


途中、東京へつながる高速道路で、トンネル部分が木で塞がれ、要塞状態にしてる人間の集団に遭遇。
仲間のGOやヨネさん、さらには彼らレジスタンス?のリーダー・ゲス岩田率いる人間達と一緒になって、吸血鬼達の本陣を叩くために、出撃する明さん達ですが、ビルからスナイパーライフルで狙撃する吸血鬼がいてクッソうぜェので、明さんは車ごとビルに特攻して、直接スナイパー吸血鬼をブッ殺しに向かうのでした。



●というわけで、早くもスナイパー吸血鬼が潜んでいる、ビルの5Fへとたどり着いた明さんですが…。






こんなん草生えるわwwwwww


なんだこの2コマは!!1コマ目と2コマ目の間に何があったんだよ、ちくしょう!
まるでキングクリムゾンで時間を吹っ飛ばされたような感触を味わったェ…。



●スナイパー吸血鬼がいるっぽい部屋へ、いざ突入!!すると…そこはもぬけのカラ。
窓際にはスナイパーライフルが置かれ、さらにはウイスキーが注がれたグラスが。
このスナイパーども、ウイスキーをチビチビ嗜みながら、狙撃してやがったのか…。
まったく、どこのブルジョワ貴族だよwwww


そしてこの部屋の描写での「シーン」「カラン」というベッタベタな擬音まで笑えてくるところが、彼岸島クオリティ。



●そうこうしていると、突然部屋に手榴弾が投げ込まれ、どかーん。
かろうじてソファへ逃れた明さんをよそに、現れたのは、いかにも特殊部隊だぜ!と言わんばかりの格好をした吸血鬼2名。
なんだかアレですね。彼岸島で見かけた吸血鬼は、昔ながらのキモ傘モンペスタイルな奴等ばっかりでしたから、こういう特殊部隊っぽいいでたちの吸血鬼が出てくると、えらく最先端でスタイリッシュに見えるェ。


まあ、このあと明さんに瞬殺されちまうんだけどな(′・ω・`)
まったく、見た目は最先端でも、戦闘力はキモ傘時代と全く変わってねェから、ちくしょう!


あと、この特殊部隊吸血鬼ども、防弾チョッキっぽいのを身につけているのに、明さんの義手ソードであっさり真っ二つにされてて草。
なんだこれは…。たまげたなぁ。豆腐みたいにサクサク斬れちゃうとか、どんだけヘボい防弾チョッキなんだ…(′・ω・`) 
まあ隊長お手製の義手ソードの切れ味がハンパねェ!可能性もありますが。



●その後、ビルの下に居る仲間達に向けて、スナイパー吸血鬼が持っていたマシンガンを投げる明さん。
受け取ったGOやヨネさんが「このマシンガン超助かる!!」みたいなこと言ってて草不可避。


おいおい、5Fからマシンガンぶん投げたら、アスファルトに叩きつけられた衝撃で、ブッ壊れちまうでしょうがっ!と思わず突っ込みたくなってしまいますが
よーく見ると、上手い事マシンガンが茂みにバウンドしているので、明さんは茂み目掛けて、正確にマシンガンを投げ込んだものと推測されます。
凄ェ!まるで「ドラゴンポール」のナメック星編で、フリーザ様の宇宙船から、巨大ドラゴンボールを正確にブン投げたべジータ王子並みのコントロールだェ!
しかも明さん、手には巨大鉄板を巻きつけてるんだよなぁ…。それであの正確無比なコントロールとは…。大リーグボール養成ギブスもびっくりだェ。
平和な時代だったら、明さんにストラックアウトとかやらせてみたいェ。


GO「でもアイツは、これ(マシンガン)で戦わないのか?」
ヨネさん「新しい変な武器よりも、使い慣れた刀のほうがいいんじゃないか?」


うん。まあそうですね。マシンガン乱射してる明さんって、全然似合わなそうですもんね。
やっぱり明さんは、日本刀とか丸太とか丸太とか持ってるほうが、しっくり来るェ!


まあ大昔に、ポンの兄貴が所持してた拳銃で、マサに発砲してたことはありますが(′・ω・`)



こうして残り1人のスナイパー吸血鬼をぶっ殺すべく、さらにビルを探索する明さん。
果たして来週はどんなコント染みた展開が待ち受けているのやら。