(20150401)「妖怪伝奇 Roku69Bi-ロクロックビ-」第5話 オーナーと単車

グランドジャンプ誌上にて始まった梅さんこと梅澤春人先生の新連載「Roku69Bi」
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前回、性懲りも無くまた寺を抜け出して、人間界(シャバ)へ繰り出す69(ロック)と座敷童子ですが…廃墟と化した屋敷で、バイクに変化していた輪入道と遭遇します。


この輪入道、初登場での外見や雰囲気からして、いかにも「BOY」の一条ポジションっぽいキャラでしたが
今回のお話を読めば読むほど、輪入道が本当に一条キャラとしか思えなくなるからあら不思議。
というか、ムッツリスケベな所まで一条そっくりなのか(′・ω・`)



なお、別れ際に、輪入道が69(ロック)に対して「躯と一緒に出直して来い!その時はいつでも勝負してやるぜ!」 と言い出すのですが、このいかにもケンカ仲間っぽさを垣間見せるシーンは、グッと来るものがありますね。
WJに載ってたら、腐女子がキャーキャー言いそう。



ちなみに、輪入道がこの廃屋敷に留まっているのは、30年間自分(バイク)を大切に乗り続けてくれた主人(オーナー)が病死した後、その恩義に報いるため、不動産詐欺師から屋敷を守るためでした。
最初は適当に車を操ってイタズラで追っ払ってたんですが、詐欺師も妖怪の仕業だと分かったのか、DQN妖怪を雇って、輪入道を力づくで排除しようとしてる…というわけです。


うーん。この詐欺師もアレだよな。 そこまで土地が欲しいのなら、一度に大量のDQN妖怪を送り込んで、物量作戦で輪入道をボコっちゃえば良くね?と思っちゃうのですが
それを良しとせず、律儀に一人ずつDQN妖怪を送り込んでくるところが、少年漫画チックで実にロックです。
それともアレですかね。妖怪同士の戦いはタイマンでなきゃダメという不文律でもあるんですかね。まったく、どこの北斗神拳*1だ(′・ω・`)



で、69(ロック)達が去った後、またしてもDQN妖怪「ハカイボウ」という「BOY」の豪田*2そっくりなスキンヘッドが、輪入道に戦いを挑んできましたよ。



そして、おもむろに、ウネウネしてる謎の球体を取り出したハカイボウ。
ん…?この物体…どこかで見覚えがあるぞ…!?


















悪魔核(デビルコア)!悪魔核じゃないか!!


この玉っころは、周囲に結界を張り巡らせ、外からは誰も入って来れず、中の様子は人間には何一つ分からない(妖怪には分からないとは言っていない)という便利アイテムみたいなのですが…ぶっちゃけそんな事はどうでもいい!!
外見のせいで、もう「悪魔核(デビルコア)」にしか見えやしねー!!


GJ編集部による「アバル信徒」公式発言に続いて、まさかの悪魔核(デビルコア)登場とか、こんなのアバル信徒が大喜びするに決まってんだろ!いい加減にしろ!


ドラゴンボールは戦闘力が高い者同士のバトルだと、付近に迷惑がかからぬよう、荒野に場所を移しますが Roku69biの場合は、この悪魔核で結界張ればいいから便利やね。 そして悪魔核が出てくるたびに、アバル信徒読者が盛り上がる…と。
うーん。梅さんもGJ編集部も、実にしたたかだなあ(′・ω・`)



最後は、ハカイボウが例によってアバルの魔人に変体するんですが、梅さんの描くアバルの魔人のバリエーションの豊かさ、地味にすごいよな…。
今週は悪魔核みたいなのも出てきたし。これ、本当にそのうち、七剣邪とか大預言者ズールとかも出てくるんじゃなかろうか…!?と、ワクワクが止まんねえぜ、クソッタレー!!





*1:北斗の拳」でのラオウ初登場時、ケンシロウと2人で対峙したトキは「北斗神拳に2対1の戦いはない」と言って、ラオウとタイマンで戦います

*2:「BOY」に登場した、丸鬼戸零二のボディガード兼付き人の元プロボクサー&地下プロレス界のチャンプ。タフで怪力だったものの晴矢の前に敗北しました。