「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島「彼岸島」を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!
…はい。本編自体はいつも通り、大して進んでません。相変わらず明さんと吉昭がショッピングモールのジョスコでキャッキャウフフしてます。アンタ達ホントに仲いいわねー。
最後は明さんが「脳ミソをかきまぜてやる」と叫びながら、吉昭の脳ミソにダイレクトアタックをかましていましたから、いい加減そろそろ決着が付きそうですが…。さあどうなる事やら。
しかし最後の、この脳ミソに斬りつけるシーンといい、その前の吉昭の巨大な手に潰されたところを、義手の刀で斬りつけて脱出するシーンといい、どっちにせよ明さん、盛大に返り血を浴びまくってるように見えるんですが…やっぱり感染する気配がまるでしねェ!
ところで、今週号の最終ページには、こんなお知らせが記されておりました。
12月1日(月)発売号で
単行本第1巻発売記念「丸太祭」開催決定!
一挙2話掲載!!
丸太祭って何だよwwww
ふう。この漫画は本編だけではなく、こういう担当編集の煽り文やお知らせも、とんでもない破壊力を秘めている事があるから、全く油断も隙もありゃしないェ。
ちなみに、来週は休載⇒再来週は「丸太祭につき一挙2話掲載!」とのこと。
冷静に考えたら、来週掲載する分を再来週に持ってきた“だけ”なんだよなぁ…。
それを「丸太祭開催!」と大々的に煽って、お得感があるように見せているんだから、なるほど。ものは言いようっスね。
このヤンマガ編集部の敏腕ぶりが凄ェ!
…もっとも、他にも何かあるのかもしれませんが、本当に2話掲載だけの可能性も完全には否定できないのが、彼岸島の恐ろしい所だェ。
まあ、彼岸島目当てにヤンマガ買ってる人から見れば、ヤンマガを一回分余計に買わなくて済むわけですから、考えようによっては、読者の懐に優しい、お得なイベントかもしれねェなあ、丸太祭。