徳川と平等院鳳凰さん(10円)の因縁マッチ。
それまでテニス界の超エリートだった徳川は、初めての10円との対戦で、テニヌの恐ろしさをまざまざと見せ付けられ、屈辱を味わったのでした。
それにしたって、アゴに打球をヒットさせ意識を奪う→ボディへ打球をヒットさせ目を覚まさせる…という強制無限ループによる舐めプテニヌは、人としてどうかと思いますが。
鬼さんとイリーは、そんな復讐の鬼と化した徳川を育て上げ、支えていったわけです。そのかいあって、徳川は10円と互角の戦いを繰り広げ、ついにはタイブレークにまで持ち込みます!
中学テニヌ界の猛者どもも、U−17、1軍の超次元テニヌの行方を、固唾を呑んで見守ります。
そして、あと一球で勝利の所まで、ついにこぎつけた徳川。
勝てる…!勝てるんだ…!
そして10円の前で、(たぶん)スーパースイートスポットによる光る打球を放つ!
あー…。こりゃアカンですわ。
こんな破壊力のある打球が、もし人にでも当たろうモンなら、そりゃ大惨事ですわ。
死人が出たっておかしくないですわ。
というか10円は試合前に「徳川…殺(や)るか」とか言ってたな。
そういえば打球も、ノーバウンドで壁に激突しているわけですから、ポイントを取りに行ったわけじゃないのは、火を見るより明らか。
ということは、あっ…(察し)
しかも打つ前に「お前“ら”」って言ってたしな。
ということは、徳川だけではなく、鬼さんやイリーもブッ殺す気満々じゃあないか。
なんだこの破壊神は。たまげたなぁ…。
この10円の圧倒的破壊力を前に、鬼さんは「やべぇよやべぇよ…徳川強くしたら平等院も強くしちまったよ…」などと口にしています。
まあ普通に考えたら、日本テニヌ界のことを考えれば、10円も強くなってもらったほうが、きっといいはずなんですけどねえ。
それなのにこの反応。
どんだけ嫌われてるんだ、10円はwww
というわけで、この最後の超次元テニヌを振り返ってみましょう。
コンクリート壁を破壊となると「キャプテン翼」の日向小次郎も、中学時代にタイガーショットで壁ぶっ壊してましたけど、あれはサッカーボールを“蹴る”ことで起きたもの。
サッカーボールよりもはるかに小さいテニスボールで、ラケットを用いているとはいえ、腕の力でもってコンクリート壁を破壊するとなると、こりゃ相当なエネルギーが必要なわけで、一度柳田理科雄先生あたりにでも、検証して頂きたいところではありますが、もうアレだな。中学の都大会程度の連中じゃ、次元が違いすぎて同じテニスコートに立つ事すらはばかられるレベルだなぁ…。
テニスボールが巨大化する原理はアレですかね。ギャラクシアン手塚ゾーンが恐竜を死滅させてるアレと同じ原理なんスかね?
アレはおそらく対戦相手の目には、手塚の返球したテニスボールが、恐竜を死滅させた巨大隕石のように見えちゃったから「う あ あ あ あ」(PC書き文字)と叫んだ…と思われます。
そう解釈すれば、10円の放ったテニスボール巨大化も説明がつくのでは…って、書いてるこっちも頭がこんがらがってきちゃったじゃないか。
いずれにせよ、実際に壁をぶっ壊している、10円のほうが、はるかにタチが悪いのは確かですが(汗)
あー。来月からは、これもう10円が息を吹き返して、また徳川をボッコボコにしちゃうんだろうなあ…。
なんだか徳川が、完全体セルを相手に調子こいてたべジータと重なって見えて、悲しいんスけど。