今回の最大の見所は“突然テニスそっちのけであっち向いてホイをおっ始める”これに尽きるでしょう。
種子島「あっち向いてホイで勝てへんよーじゃ、俺達にテニスで勝てへんわ」
種子島さんはこんなことを言っちゃってます。
イリーの解説いわく「修さんは視覚から伝達された回転の情報を瞬時に手首へと伝えられる天賦の才を持つ男、だからどんな打球も捉え無にして返せる」らしいので、あっち向いてホイで勝つことなど、種子島さんにとっちゃ造作も無いことのようです。
でもこの台詞…冷静に考えると「な…何を言っているのか わからねーと思うが」などと、読んでるこっちがポルナレフ状態になって、頭がどうにかなりそうだ!
とはいえ、普通に読んでしまうと、この珍妙な展開を、普通に受け入れてしまいそうになるのが、この漫画の恐ろしい所です。
これは、現シリーズの「キン肉マン」にも通ずるところが有りますね。
そういや今月号のSQには、アシュラマンの読み切りが乗ってて俺歓喜!でした…って、それはさておき。
やっぱりこの漫画のいい所ってのは、ボーリング、ビーチバレー、焼き肉、まくら投げ…などなど、おおよそテニスと全く関係ない事でも、全力で本気でやっちゃう所…なんでしょうね。
今回も、生真面目な真田と、DQNな白菜が相手だからこそ、あっち向いてホイに挑む真剣さが、より明確に伝わっている…わけです。
まさに、突発的に見えて、実は計算された人選…とも言えましょう。
さすがは許斐先生です。伊達におおよそ本業の漫画と全く関係ない、歌手としてCDデビューしちゃうだけの事はありますね!
と言うかお前ら、もうそれで決着付けちゃえよwwww
結局、空気を読んだ大曲さんが「いい加減テニスやろーや」と種子島さんを制して、普通にテニスの試合続行。そして普通に種子島さん達が勝っちゃうわけですが、個人的にはテニスそっちのけで「あっち向いてホイ」の結果で勝敗を付ける!まで、力技で持ってて欲しかったなあ(汗)
一方そのころ、越前兄弟は、スーパースイートスポット(いつ聞いても旨そうな名前)を身につけたZE!って展開になっちょりました。
なんだかんだ言いながらも、ちゃんと弟に必殺技を教えてあげるあたり、リョーガが普通にいい兄貴してるじゃねーの…って
ちょwwwコートがもうメチャクチャやんかwww
そのうちコートが一面焼け野原とか、ドラゴンボール状態になっちゃうのも、時間の問題なんだろうなあ…。
やっぱ怖いスね。テニヌは。