(20120720)今週のカウンタック #314 選択 (あとタフが最終回だったんだあっ)

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

かつて「アルティメット・ラン」で活躍した夢の自動車(クルマ)「メビウス」改め「HIERO(ヒエロ)」。このたび浦島のじっちゃんがとあるレースに出場するにあたり、舜はドイツの“ニュルブルクリンクサーキット”でテスト走行をする事になりました。
 その後帰りの機内で待ち構えていた浦島のじっちゃんから「HIEROを市販車として売り出すからアメリカで社長やんねーかクソッタレー」という話を持ちかけられます。舜はやりたいと熱意を伝えますが、社長就任と引き換えに、LP400を譲り渡せと言われてしまい…?



 さあさあきました究極の二択。HIEROを世に出す会社の社長就任を取るか、これまでどおりLP400を選んでショボいサラリーマン生活を取るか…。


ちなみに先週までには無かった新しい情報がじっちゃんからもたらされました。もしも舜がLP400を手放した場合、インターネット上で新しいオーナーを募集します。浦島のじっちゃんを最も驚かせた「ぼくのかんがえたLP400をほしいりゆう」を送ってきたヤツに、格安で譲るって流れです。かつての舜がそうであったように。


また、舜が社長就任を断った場合、HIEROを商用化するってプランそのものが消滅します。なぜならHIEROをデザイン発案者である舜の存在なしに、このプロジェクトは有り得ないからです。


いずれにせよ、どっちの選択を選んだところで、引っかけとかは存在しない模様。なーんだ、つまんないなあ(′・ω・`) とはいえ、こんな人生に関わるような重大な選択を即決しろと言うのも酷な話だからと、浦島のじっちゃんは1ヶ月間の考える猶予を与えるのでした。



 HIEROに対する熱意に嘘も迷いもない。でもそれと引き換えにLP400を渡したら、じっちゃんは横流しする気満々だし、もう2度と“奇跡のLP400”のステアリングを握る事が出来ないかもしれない…。


 どうすりゃいいんだはわわわわと頭を抱えて悩んでいるそんな舜の元へ、電話がかかってきます。電話主は、店先にデロリアンを飾ってる、中古車販売店「フューチャーモーターズ」の女社長の真弓たん。あーいたなーそんな眼鏡っ子


 そして彼女の隣には、鉄太(テツ)の姿も。かつて真弓たんの店先に飾ってあった特別仕様のAW11がどうしても欲しくて、パクったAW11で(もちろん無免許)、舜のLP400とカーチェイスを繰り広げていた、クソ生意気なDQNのガキんちょ(当時高校2年生)です。


 しかし今の鉄太は、全然似合ってなかったでかいサングラスもしておらず、髪も黒髪に染め、きちんと高校を卒業し、地元のちゃんとした企業に就職。自動車免許も取得するなど、かつてのDQNだった頃の面影は無くなり、完全に更正した模様。


 そういえばかつて舜は、鉄太にこんな事言ってましたっけ…。

舜「でも、この車を逃しても落ち込むことはない…
これと同じ改造(スペシャル)AW11を自分で造ればいいじゃないか!!
出来るはずだろ…その気持ちが“本物”なら!!


それでももし…ど〜〜〜してもこのAW11じゃなきゃダメって言うなら――
この特別なAW11に出会えた“縁”を信じてみることだ!!
今は無理でも、その“縁”が本物なら――
いつの日か必ず君とこのAW11を必ず再会させてくれる!
オレは昔憧れた車に…25年もたって再会し、手に入れる事が出来たんだ!
それは金があったからじゃない…“縁”があったからと信じている!
経験者は語る…だ!!」


あー言ってた言ってた、こんな事言ってた!!この当時は、ずいぶんカッコいい事言ってるなーと思ったものです。



 鉄太はこの舜の言葉を支えに、いつの日かあのAW11に巡り合えた時、迷わず買えるだけの金があるように、まともな会社に就職して仕事が出来るよう努力できたのです。


 でまあ、すっかり逞しく更正できた鉄太が「あの時は正直すまんかった」と謝りに来たもんだから、感激しちゃった真弓たんは、こっそりお店の倉庫に隠してあった、あのAW11を見せてやったわけです。そして「まだこのAW11が欲しいってんなら売ってやんよ」と言われた鉄太は、まさかの再会に、ちょwwwマジっすか超嬉しいッス!(←今ここ) という状況なわけです。


鉄太「でもまさか…こんな意外なかたちで
この“AW11”にと再会できるなんて…夢のようです!
オレ……空山さんの言葉を信じて良かったです…
ありがとう空山さん!!!ありがとう…」

 涙ながらに感謝の気持ちを述べる鉄太の声を電話越しに聴きながら、舜は迷いが吹っ切れたかのような表情をしていたのでした…って、 ああもうこれって、完全に舜が社長を引き受ける流れだよ(′・ω・`)



 まあでも今週はベタかも知れないけど感動できるええ話や…泣ける。これは泣けるなあ・゚・(ノД‘)・゚・


 そんな感じでしんみりしながら次回へつづく…って書こうと思っていたら…、ちょwwwまた休載っすかwww しかも次回掲載が40号(8/30売)って、1ヶ月先か!もうこれって完全にちょっとした夏休み状態じゃないですかやだー!!


 ただでさえYJ掲載作品の中じゃ休載頻度が高い方なのに、ここでまた1ヶ月お休みとか、マジで富樫先生化してきてるんじゃないのか梅さん。まあある意味ロックですけど(′・ω・`)



Q:ロンドン五輪。最も楽しみな競技or選手を教えてください!!
A:サッカー女子です。ビールが美味い!!




…そして今週のYJでは。YJが誇る格闘漫画の金字塔「TOUGH(タフ)」が最終回を迎えておりました。高校鉄拳伝時代から遡ると実に19年。まさにひとつの時代が終わりを告げた瞬間ですね。


 …まあ、最後の最後まで突っ込みどころ満載でしたけど(′・ω・`)
ざっと思いついただけでも、こんなにズラッと。そりゃもうすごい勢いで。

●灘神影流と幽玄神影流が統合されたら、いつの間にかわらわらと集まってきたマネキンモブ門下生ども。


●覚吾さんや幽玄死天王の姿がある中、一人だけ完全に存在を抹消されていたファントム・ジョー(ラーメン)。


●うわあああ、いつの間にかジイちゃんが荼毘に伏されてるうう。


●結局退院してからは一言も台詞が無く、完全にただの背景と化していたバトキン兄さん。


●結局キー坊とのバトルも無く、弱き者のまま終わっちゃった鬼龍おじさん。
(まあ特別編で、bB煌を取り合ってキー坊とケンカはしてましたが)


●つーか覚悟さんが天狗のコスプレしてた天狗編とはいったい何だったのか(′・ω・`)


●最終ページの「陽はまた登る」…って、「昇る」の間違いじゃないのかよ、えーっ!?

最終回の最後のページで盛大に文字を間違え、最後の最後までgdgdだった感じもありますが、なんだかんだでこれで「TOUGH」(タフ)はおしまい。でもコピー機先生がYJから去った今、タフまで終わっちゃったら、YJのシリアスな笑い枠が無くなっちゃうでしょうがっ


…などと心配していたら、隣のページに妙なお知らせが…!!なっ、なんだあっ














う わ あ あ あ(PC書き文字)


まさかの短期集中連載ktkr!
しかも主役がよりにもよって鬼龍おじさんかよwww


最終回の割には、なーんか妙に大人しいなあ鬼龍おじさんと思ってたら、まさかこんな大どんでん返しが待ち受けていたとは。さすがIQ200は伊達じゃないッスね。



さてこの「デビルズデビル」なる作品のストーリーは「人類が未知のウイルスに冒された近未来。荒廃した芸術の都・パリにおいて、悪魔が悪魔に襲い掛かる。前代未聞のサバイバルが始まる…!」との事。


なんだかストーリーだけ聞いてると、バイオハザードみたいなノリですね。鬼龍おじさんはゾンビみたいな人外とボボボッパンパンパンするのか…。wktk。


おや。そういや鬼龍おじさんが“淫売を超えた淫売” 熹恵と出会ったのもパリだったな…。
という事は、ウイルスって淫売ウイルスかなんかッスかね?ひょっとしたらウイルスの正体は単なる性病ってことも考えられる。



いずれにせよ、タフが連載終了しても、この「デビルスデビル」があるから退屈せずに済むッスね。
ちょうどカウンタックも1ヶ月ぐらい休載するし、これは「デビルズデビル」の感想でも書きやがれグヘヘヘと言う悪魔のささやきなんでしょうかねえ。