(20120403)今月の海傑エルマロ 第七話「悪童、偲ぶ。」とHP10周年のごあいさつ。

なんだかんだで、当HP「日々是好日 天からカジメ!」が、開設から10年経過してしまいました。
開設当時は、まさか10年もこんなのを続けてるだなんて、全く想像してなかったんですが、続いちゃいましたねえ…。としみじみ。
こんなHPやblogをご覧になったり応援してくださった方々に、熱く御礼を申し上げます。
最近はblogとtwitterでの更新や書き込みが中心となっちゃっておりますが、続けられる限りがんばっていきますので、これからも変わらぬご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。



さて、「月刊HERO'S」(毎月1日、全国のセブンイレブンとパチンコ屋さんで発売)で連載開始となった、井上紀良先生の「海傑エルマロ」。今月も書く事にします。


前回までのあらすじ


16世紀。「海賊王に俺はなる!」とかいう目標を持った大胆不敵で自由奔放な若きサムライ・カイリ(遼介顔)は、海賊の親玉・王直さんと意気投合し、船に乗せてもらう事に。明へ到着したカイリ達は知り合いの「雑賀露庵」(さいが ロアン。ヤムチャ)を仲間に加えて、「聖王の杯」というレアアイテムを探しにとある島へ行きます。聖杯自体は見つかりませんでしたが、かわりに色々とヒントを得て、洞窟を出たところで、役人のヒゲ真壁さんたちとエンカウント!果たして彼らを追っ払えるのか…?

今月の内容をメッチャクチャ要約すると、


●ヒゲ真壁斬り殺される。


ヤムチャをかばって小鈴(シャオリン)もあぼーん


ヤムチャさんマジツンデレ


●いい加減下着姿で船をうろつかないでくださいよヴェロニカ姐さん。



こんな感じですね(′・ω・`)



あと、カイリが「万象流(ばんしょうりゅう) 伏虎(ふしとら)の太刀」という必殺技で、ヒゲ真壁をやっつけていました。以前ならともかく、最近のコピー機先生の漫画で、必殺技の名前が出てくるってのは、なんだか新鮮ですねー。今までは「ウオオオーッ!」ってブン殴ったり、「面ぇ〜〜ん!」って鉄パイプを振りかざしたり、「バナナ!バナナ!」ってブン殴ったりとか、そんなのばっかだったからなあ。まあ「ウオオオーッ!」のバリエーションは、ムダに多かったけど(w



結局、洞窟では獣の絵が描かれた金貨のみをゲット。そして洞窟の天井に描かれた地図をヒントに、カイリたちは喜望峰を目指す事になります。



喜望峰っつったら南アフリカの最南端。でもって現在位置は中国の明付近ですから…距離だけでも相当なモンです。おまけに聖杯を手に入れるためにはあと3個アイテムをゲットしなきゃならないっぽいですし、そもそもカイリたちの目的は“海賊王に俺はなる!”であって、別に聖杯を手に入れるのが大目標ってわけじゃない。つまり、相当伏線と言うか、大風呂敷を引いてるってわけですね。この漫画。



まあ、この漫画はそれなりに人気が有るようですから、「華と修羅」「憑鬼の剣」みたいに打ち切られる心配は無さそうなんですが、むしろお話を全部描ききる前に「月刊ヒーローズ」自体が廃刊になっちゃいそうで心配です。
嗚呼、別の意味で心配事が絶えないなあ。これがコピー機先生の宿命なのか…。