(20120322)今週のカウンタック #303 デッドヒート

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。



 今週は仕事で渋谷にやって来た舜が、仕事帰りに、昔よく行ってたジャズバーにやって来たら、元走り屋のジャズピアニスト・沢田玲と再会。ディアブロ盗難未遂事件(単行本11巻参照)以来ですねー。


いやーあの回は本当にロックだった。車上荒らしのDQNが繰り出した金属バット攻撃をディアブロのリーフ(屋根)で防ぐシーンは、「SWORD BREAKER」を彷彿とさせて、ゾクゾクしたぜ、興奮したぜー!!って感じでした。間違いなくこのカウンタック」史上、最高最大級のロックであった!と言えましょう。







 ジャズピアニストとして売れたらランチアストラトスを買う!と宣言していたものの、我慢しきれずついついオンボロのストラトスを買っちった、てへっな玲でしたが、今丁度近くのスタジオで新曲作ってたけど、どうにも煮詰まったので、気分転換に酒を飲みに来た、とのこと。


まったく、アイディアが出なくて煮詰まるとは、玲もプロとしてはまだまだだなー。テニスの王子様」の許斐先生なんかは「アイデアなどに煮詰まった時の気分転換の方法は?」という漫画家か志望の読者からの質問に「煮詰まっているようではプロになれません。煮詰まるな!」って答えてたぞ(′・ω・`) 許斐先生マジパネェ(゚Д゚;)!



 そんな玲ですが舜の顔を見た途端に、ロマサガで必殺技を編み出したかのごとくアイディアがピコーン!と閃いたようで、さっそく舜をスタジオに連れて行き、即興でピアノを奏でます。それはかつて静谷峠で舜のAW11と玲のランチアストラトスがレースでやりあったデッドヒートを思い起こすような、激しい曲…。


ジャズピアノで激しいってのもなんだか妙な感じですが、演奏シーンの演出なんかは、「BOY」や「無頼男」の演奏シーンと一味違うものの、激しさを感じさせるような感じで、言われなかったらロックバンドの演奏シーンかとカン違いされちゃいそうだなあ。



…こうしてめでたく新曲は完成。今の曲を譜面かなんかに記録しなくて良いのかよクソッタレー?と舜が心配すると、玲は「そんなもの必要無い…ここに録音したよ!」と胸をポンと叩きます。


うーん。こういう描写は実に梅さんらしくって、実に(・∀・)イイ!! 実にロックですな。


まあ実際は胸ポケにしまった携帯で、ちゃっかり録音してたんだけどな(′・ω・`)



Q:これまで一番怖かったことはなんですか?
A:深夜、悪夢を見て目が覚めた時!魚の骨が喉に!