(20110128)今週の「華と修羅」 第三十話 慎太郎の帰還

扉絵キャッチコピー
「時代の扉を開け放つ――それが貴族の義務(ノブレス・オブリージュ)」

柱文
「みすぼらしい姿に変わり果てた慎太郎だったが…」
「生まれ変わった慎太郎。かつての生家を見つめ、何を思う…!?」

美彦(ほっこり兄さん)のタバコのポイ捨てにより、立花邸が消失し、百合子が焼死してから半年後…姿をくらませていた慎太郎は、みすぼらしい姿になって帰って来ました。どうやら東京を離れていた模様ですが、その間何をしていたのかは、今の所良く分かっていません。もしかしたら、丸太好きな巨体の吸血鬼から修行でも付けてもらってたのかも…って、それなんて「彼岸島」?


しかし、慎太郎の手を取って起こしてあげる班長が何か(・∀・)イイ!! なあ。コイツ等の熱い友情を感じます。



その頃唐房邸では、清音(ババア)が新(新便器)とほっこり兄さんを呼んで、3人で仲良く、コーヒーか紅茶かは分かりませんが、茶でもたしなんでいました。ちなみに3人は慎太郎が帰って来た事などまだ知りません。


明日行われる桜会(かんおうかいなる、盛大なパーティーの場で、毅(こわし)が隠居を公表すれば、次期当主は新便器へ…という流れが固まりつつあるようです。


次期当主の決定権は唐房家の評議委員会の連中が持ってるハズなんですが、なんか完全に忘れ去られてるなあ。ハゲ真壁とか虎爺とか鶴瓶師匠とかwwww


もっとも、口では「兄上のお力になれる事があれば、何事も全力で!」と兄を盛り立てるZE!宣言をしてる、ほっこり兄さんなのですが…。

美彦(くそ…このまま兄上に決まってしまうのか…
この美彦ほどの男が日陰に回る?よろしいのですか、母上!)


どんだけ自信過剰なんだwwww


というわけで、心の中では、まだまだ次期当主への道を諦めきれないご様子。しかし…流れはもはや完全に新便器に傾いているので動こうにも動けない…といった所でしょうか。
もっとも新便器も、ほっこり兄さんの不穏な心情を察知しているのか

新(美彦よ、欲を抱いてはならんぞ
その愚かさを露呈してはならん
私の足を引っ張らぬよう、動くな口を開くな何もするな


ちょwwww最後色々と酷ェ!!


これって遠まわしに「くたばれ!」って言ってるんじゃね?



その他にも、茶を飲みつつ会話を嗜みながら、メガネを付けたり外したりと忙しそうにしてる新便器や、使用人が慎太郎の名前を口にした瞬間、鬼の形相でにらみ付けるほっこり兄さんとか、失言した使用人に対して「別に謝る必要なぞ、私たちは気にしませんよ」と口では言っておきながら、心の中では(さようなら、明日にでも里に返しましょう)などと、クビにする気満々なババアとか、このシーンは笑いどころ満載過ぎます。





3人とも変なオーラ出し過ぎだwwww



あと、新便器のメガネについては、単に井上先生のコピーが手抜きなだけ…ゲフンゲフン



というわけで、本家の連中が余裕ぶっこいている中、半年振りに東京へ帰ってきた慎太郎。帰還した様子を目撃していた喬子は、今頃ノコノコ戻ってきた慎太郎の真意を確かめるべく、慎太郎に近づくのですが…逆になぜか慎太郎から「髪切ってくれYO!」とお願いされてしまうのでした。


仕方が無いのでボーボー状態に伸び切った慎太郎の髪を散髪しながら、いろんな事を聞いてみる喬子。ところが、慎太郎はそんな数々の質問を、のらりくらりとかわすばっかりで、いまいち真意が分かりません。


自分がプッシュするほっこり兄さんは死に体だし、ここは念のため、慎太郎も誘惑しておこう…。そう考えた喬子は散髪しながら、早速実行に移します。


喬子「実はわたくし…次期当主には
慎太郎様が相応しいとかねてから感じておりましたの…」







「む…胸があたってるんですけど…」
「あててんのよ」


まさかのタカヤ展開ktkr!!
そう言えば坂本 裕次郎先生は元気かなあ。


なるほど、ほっこり兄さんもこうやって篭絡させたってワケですね。想像すると、なんだか胸が熱くなりますな。



「よっしゃあああッッTHE ENDォオ!!この男…陥落(おち)たっ!!」とほくそ笑む喬子ですが、残念ながら慎太郎はほっこり兄さんのように、ブス専や年増好き属性では無かったため、せっかくのあててんのよ」作戦は不発に終わっちまうのでした。逆にそれどころか

慎太郎「ああ、誘惑は無用だぞ
悪いが私は美彦兄とは趣味が違う、喬子さんには反応しない」


サラっと酷い事言ってるwwww


据え膳状態の真智子たんをスルーしたり、つくづく女心の分からないヤツだなあ、慎太郎。


こないだの「食堂のとんかつの肉は薄すぎる」発言といい、何気に慎太郎って暴言が多い気がします。それで良いのか主人公。



慎太郎の余りにも失礼な発言に気分を害した喬子は、散髪の途中にもかかわらず、慎太郎の股間のすぐ近くにハサミをブスッ!と突き立てて、鬼の形相で帰っちゃいました。いろいろと怖ええよ喬子たん!!

喬子「許さない!私はやはり美彦!ああ、私の美彦を!!」


ほっこり兄さんモテ期到来wwww


最初は利用してただけじゃなかったのかよ喬子さん!いつの間にやらマジ惚れしてるとは!!なんというカタルシスな展開なんだ。



さて、ラストのシーンでは、きれいに髪を整え、ヒゲを剃って別人のように凛々しくなった慎太郎が、唐房家に行くZO!という決意を固めた所で、次週へつづく。


なるほど、今週のカラー扉絵のイケメンは慎太郎だったのか。最初「誰だよコイツwwww」とか思っちゃったじゃないか。
あと、直前のページの広告に乗ってる山田優と、微妙にポーズがシンクロしてて吹いた。