修さんとともに大阪に渡り「ロミオ2号店」を立ち上げた遼介は、MR.オラオラこと柳直夜率いる「ヴィクセス」と、九州に渡り、いつの間にやら西日本のほぼ全てを掌握するまでの存在に膨れ上がった、聖也さん率いる「スコーピオン」とで、店の生き残りを賭けた月末1週間の売り上げ対決を行い、見事勝利。修さんとタクマに大阪店を託し、1年間の激闘を終えて、再び歌舞伎町に帰ってきたのですが…あんだとを!!この漫画があと2回で終了!?そんなのダメだ!!
1年ぶりに歌舞伎町に帰ってきた遼介。歌舞伎町の道行く人が、遼介を温かく迎えてくれます。そしてホームレス達と見事に調和してる桃氏。笑う所じゃないはずなのに、なぜか吹いてしまうのは何故だろう。
まずはオーナーに大阪店の成果を報告。その大阪店も修さんがいるから安心です、なーんて言ってます。
まあ、よくよく思い返してみたら、大阪店のオープン準備は全部修さんに丸投げでしたし、勝負の決め手になった5000万もする酒の手配だって、修さんが自腹切ってやったわけですから、安心もへったくれも無いのですが(w
もっとも、ロミオ歌舞伎町店の玄関には、いまだに修さんの写真が飾られたまま。もう修さんが大阪行って1年経過してて、もう戻る予定ないんだから、いい加減剥がしてやれよオーナーwwww
替わりにいまだに写真が貼られてない卓也(ヤムチャ)のを飾ってやってください。いくらヘタレだからとはいえ、これは不憫すぎる…。
こうして再びロミオの本店でホストとして再始動することになった遼介ですが、1ヶ月が経った頃、彼のテンションはイマイチの様子。虚しさばかりが募るばかりです。
(原因は分かってる…あの大阪での激戦の後遺症だ…
あの張り詰めた毎日…充実した時間…
能力全開の刺激的な日々の連続…
そして感動の結末…)
うーん。最後の2行は少々補足が必要ですね。正しくは…。
「能力全開の刺激的な日々の連続」(主に修さんと琴岡聖二が)
「そして感動の結末」(無抵抗の愛斗さんを3人がかりでフルボッコ生中継)
こうですね。わかります。
この燃え尽き症候群によって、萎えた気持ちをどうにか出来ねーかなーなんて思ってると、海外に高飛びしてた愛夢から電話が掛かってきて、バーで一杯。愛夢は親(夜王)の七光りを使わず、自分だけの力で銀座にキャバクラ店を立ち上げようと計画するなど、新しい事にチャレンジする気マンマンです。
なお、愛夢はどさくさに紛れて「遼介に似合う女になるためにも…」などと口にしており、遼介に対して好意があることを遠まわしにアピールしているんですが、遼介がそれを華麗にスルーしてて吹いた。
歌舞伎町のNO.1ホストのクセに、女心が全然わかってねえええ。いいのかこれって。
ともあれ、決して夜王の娘という環境に甘んじることなく、常に前を見て挑戦しようとしてる愛夢の言葉を聞いて、遼介のモヤモヤしたモノが解決しました。
(前と同じじゃ進歩がない!大阪での闘いで完全燃焼した…
あれ以上の戦いをしなきゃ、再び燃えることはできないんだ!!
俺も走りつづけなきゃならないんだ!
走って走って走り続けて…その先に俺が目指す世界があるんだ!!
“夜王”という世界が!!)
そう思いながら、遼介は実際に歌舞伎町を疾走。そして走り終えると両腕を挙げて「ウオオオオーッ!!」と雄叫び。
,.へ ___ ム i 「 ヒ_i〉 ゝ 〈 ト ノ iニ(() i { ____ | ヽ i i /__, , ‐-\ i } | i /(●) ( ● )\ {、 λ ト−┤. / (__人__) \ ,ノ  ̄ ,! i ゝ、_ | ´ ̄` | ,. '´ハ ,! . ヽ、 `` 、,__\ /" \ ヽ/ \ノ ノ ハ ̄r/:::r―--―/::7 ノ / ヽ. ヽ::〈; . '::. :' |::/ / ,. " `ー 、 \ヽ::. ;:::|/ r'" / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ | 答 |ウ オ オ オ オ − ッ !! │| \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
↑ちょうど、このやる夫のAAみたいな感じになってます。
この「ウオオオーッ!!」ももうすぐ見られなくなるのかと思うと、寂しさを感じてしまったり。
一見無意味に歌舞伎町を走ってるように思えますが、こないだ東京マラソンがあったから、その関係で走っているんでしょう。「俺も東京マラソン出たかったぜウオオオオーッ!!」みたいな感じで(w
そして遼介派オーナーの前で「俺はロミオをやめるぞーっ!!」と宣言!!
果たして遼介はどこへ向かおうとしているのか?そしてこの壮大なコピーギャグ漫画は、どういったフィナーレを迎えるのか!?次週、感動?の最終回!!