(20100104)新テニスの王子様 Golden age21 「特別任務(スペシャルミッション)」& Golden age22「甘いワナ」(そしてムダに張り合う矢吹先生)

こちらでは2010初めての日記?となります。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。



それにしても、やってくれました矢吹先生。
ジャンプSQ2月号から新連載迷い猫オーバーラン!をおっぱじめてわけですが…
もう、なんか、すごいです、これ。


詳しくはコチラをご覧頂ければお分かりになるかと思います。どうすごいのかが。


お分かりいただけたでしょうか?ジャンプSQ2010年2月号だと、46ページ1コマ目。
シャワーを浴びる希ちゃんの股間部分。水滴から透けて見えるのは、どう見てもクr…うわなにするやめbhkljsdふじこvk


SQでの乳首描写は、一足先にSQで連載を始めた「Dr,るっる」が既にやっているのですが、


今更矢吹先生がSQで同じ事をやっても、二番煎じ感は拭えず、注目度はどうしても低くなってしまいます。
おそらく矢吹先生は「Dr,るっる」の乳首描写を読んだ瞬間、このように感じたに違いありません。


「ほう、乳首、とな…?
だが貴様がそのつもりならば
この俺はさらにその先を逝くまで…ッッ!!」


矢吹先生のすさまじい執念が感じられますね。というか、なんという不毛な張り合い!!


しかしまあ、しょっぱなからこの飛ばしっぷりでは、今後いろんな意味でやらかしそうで、いい意味でも悪い意味でもハラハラします。
どんどんエスカレートする過激イメージビデオみたいなノリになっちまったらどうしよう。ジャンプSQ…。

というかこの仕打ち、完全に「Dr,るっる」潰しにしか見えないぜ…(´・ω・) カワイソス。



その一方で、最近のテニヌは、DQN酔っ払いコーチの三船さんが出てきてからというもの、男塾化といいますか、いい意味でも悪い意味でも、こちらはムチャクチャかつハードコアな展開へと向かって行っています。


…というワケで、前置きがずいぶん長くなっちゃいましたが、ここからがいつものテニヌ感想です。



 U−17テニス日本代表(高校生)の合宿に、全国大会でジャンプ読者を(いろいろな意味で)衝撃の渦に叩きこんだ、中学テニヌ界の猛者どもがやって来た!!
 しかし、U−17代表精神(メンタル)コーチの斉藤さんから課せられたペアを組んだ者同士でのシングルス対決で敗れた25名は、その斉藤コーチに言われるまま、合宿所近くの崖の頂上まで登りきると、そこに待ち受けていたのは、U−17裏コーチ・三船というDQN酔っ払い!!ユニフォームは穴に埋められるわ、ムチャな特訓をさせられるわで、まさに「テニス地獄」と呼ばれるような空間へ迷い込んだ中学生達の運命は…!?



高校生とのサバイバルマッチに敗北し、寝袋使って洞窟で就寝する負け組中学生25+2名。しかし深夜3時になったところで三船コーチが現れ、鍋をガンガン叩いてたたき起こされてしまいます。


「起きんか中学生(ガキ共)、夜練じゃ!!
素振りじゃ、一万本行けっ!!
夜中を使わずして勝ち組に勝てると思っとるのか、クズ共が!!」


こうして洞窟でロクに睡眠を貪っていないであろう中学生達は、降りしきる雨の中、一万本の素振りを強要させられます。
やり方は明らかにムチャクチャですが「夜中を使わずして勝ち組に勝てると思っとるのか」という発言自体は実にもっともです。何たって勝ち組み中学生や合宿所に残った高校生どもは、どいつもこいつもキ●ガイじみた能力の持ち主ばかり。そんな奴等に勝とうと思ったら、普通の練習じゃ到底無理と言うものです。

それにこの三船コーチの行動だって、考えようによっては「負け組のために親身になって練習を課してくれている」とも受け取れなくもありませんしね。


ところが、三船コーチは越前・ケンヤ・そして田仁志様の3人を呼び付けて、ある「大事な任務」を与えます。それは…。


「合宿所(の食堂)から、酒(とテニスボール100個)をパクって来る」


テニスボールはともかく、酒は明らかにDQNコーチの個人的要求です。
いたいけな厨房を犯罪行為に走らせるとか、どんだけ荒んでるんだよこの酔っ払いはwwww


しかし普段は中学生たちに、貴様等だのクズ共だのと、ボロっかす&味噌っかすな呼び方をしてるのに、合宿所から酒を盗ませる時だけ


「キミ達」


などと、何故か、かしこまって呼んじゃう三船コーチが、ちょびっとだけいじらしく見えてしまいました(;´Д`)ハァハァ。



というわけで3人は洞窟の奥深くから合宿所に侵入。
途中、田仁志様が巨体に似合わぬ華麗なステップを披露したり、ケンヤも負けじと水面走り(今後のテニヌで活かされそうな予感)を披露するシーンがありますが、結局3人仲良く洞窟内の川に落ち、濁流に流されてしまいます。


というか普通に考えれば、雨で増水してる川に落っこちて、濁流に流されたら、下手すりゃ死にます。なんという男塾展開!!



それでもからくも生き延びた3人は、レストラン脇にあるBARラウンジに潜入。
しかしレストラン周辺には、ドーベルマンを連れた黒いジャージを着た警備員がわんさかいるわ、
BARラウンジ入口には赤外線レーザーが張り巡らされたりと、警備が明らかに厳重過ぎて盛大に吹いた。


こういうのは、宝石を盗みに行くルパン三世とかに用意される警備体制であり、
少なくとも、テニス漫画の食堂に用意されるような警備じゃありません。
まったく、変な所に金かけすぎだろ、この合宿所wwww



それでも上手い事赤外線レーザーをかいくぐった越前とケンヤは(レーザーをかいくぐれない巨体な田仁志様は待機です。(´・ω・) カワイソス)
持参したひょうたんに酒を注いでるのですが、そんな中、でっかく『乾』と書かれた給水タンクを発見。誰がそんなモン置いたとかそんな無粋な事を言ってはいけません。
それを見つけた2人はニタリと汚い笑顔を浮かべてほくそ笑みます。


「くたばれ、三船コーチ!!」


ちょwwwお前ら殺る気満々過ぎwwww


まあでも、あんな理不尽な特訓をさせられた挙句、ジャージにションベンぶっかけられて、さらに穴に埋められたら、そりゃ殺意の1つも沸くか(w


その後食堂内で食いモンを見つけたので、ムシャムシャと頬張っている越前とケンヤ。
そんな事をされたら、1人待機している食いしん坊田仁志様がガマンできるはずなどありません。


「しみてぃ いちゅんどぉー!!」


「もうガマンできなぁ〜い!!」と、ケロッグコーンフロストのCMばりにラウンジに突入しちゃう田仁志様が素敵過ぎる。
赤外線レーザー?こまけぇこたぁいいんだよ!!
育ち盛りの田仁志様の旺盛な食欲の前には、そんなものはまったくの無力なのです。



そして翌朝(結局三船コーチには乾汁はまったく効きませんでした)。
外に中学生と高校生を集め、三船コーチから新たなるムチャな特訓が言い渡されます。


「今日はワシの気分も天気もいい、よって……
『スポーツマン狩り』じゃ!!」


そして三船コーチの右腕には、巨大でいかにも凶暴そうなタカの姿が!!


「巨大なタカ」
「スポーツマン狩り」…これらから一体どんな特訓が行われるのか、まったく想像&連想すらつきません。
さすが許斐先生、おれたちに思いつかない事を平然と考えてのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!!


来月こそ、マジで死人が出やしないか、密かにワクワクしつつ、つづく。



しかし、越前と田仁志様が、仲良く?団体行動してるシーンが、メチャクチャ新鮮に見えます。おまけに、あの越前が田仁志様を「さん」付けで呼んでいる、という破格の待遇。あの戦いを通じて、2人の間には熱い友情が結ばれてしまったのでしょうか。美しいですねえ。


前作の全国大会での青学vs比嘉中戦。田仁志様が越前の胸ぐら掴んでるシーンの数ヵ月後、まさかこんな微笑ましいシーンが描写されるなんて、誰が想像できたでありましょうか?

あの頃は「ああ、このデブ絶対かませ犬で終わって、すぐフェードアウトするんだろうなぁ」などと信じて疑わなかったのに、今じゃ田仁志様がコマに描かれているだけで、こんなにもワクワクしてしまう自分がいます(′・ω・`)