(20091227)うみねこのなく頃に 第26話 「EpisodeIV-VIII sacrifice」

先週の感想では全く触れていませんでしたが、ベアト様が戦人のテストとして課した「6年前の罪を詫びろ」という課題。
身に覚えのない戦人は「何それ(゚?゚)シラネ」みたいなリアクションをした為、ベアト様は失望。
ついには「ぶっちゃけ、こんなゲーム飽きちゃったーみたいな?つーかお前右代宮明日夢の子供じゃねえから!」などと言い出して「おれはゲームをやめるぞーッ!!」と、勝手に試合?放棄をしちゃいました。


これじゃ戦人はいつまでも元の世界に帰れないし、ベアト様を推薦したラムダの面目も丸つぶれ。
緑寿たんにいたっては決死の思いでタイムスリップ?したのに、これじゃ苦労が報われません。
まあ、ベルンだけは「飽きたんじゃしょうがないのです。にぱー☆」と、アニメの限りではやけにドライですけど(w



…というワケで、ここからが今週。
巻き展開のためか、最終話はOPまでもがカットです。なんという詰め込みぶり。
まるで旅行カバンに荷物をいっぱいぎゅうぎゅうに押し込んでる状態のようです。



すっかりやる気を無くしたベアト様をもう一度やる気にさせる為、緑寿たんが動きます。
真里亞の前でさくたろうを召喚したり(アニメだと人形さくたろうを出してましたけど、原作でもそうでしたっけ?うーん忘れた)。


その一方で「俺は誰なんだYO…」と腑抜けちまった兄貴を奮い立たせる為に、お兄ちゃん作戦で再びやる気を引き出させる緑寿たん。しかし戦人に自分が妹であると知られちゃうことは、自身の消滅につながっちゃうわけで…。


このシーン、原作では間違いなく神シーンであり、戦人もわんわん号泣して熱くなってたのに、アニメだとやけにあっさりしてますね。めっちゃドライに見えてしまいます。緑寿たんも赤字を使わないし、BGMもアレですし、うーん物足りない…。



何はともあれ、二人ともやる気を取り戻したので、ゲーム再開。
金蔵が生きてるのか死んでるのか問題に関しては、金蔵がいきなりドラゴンに変身して盛大に吹いた。なんちゅー超展開だよ…。
ちなみにこんなのは原作にはありません。ええありませんとも。





しかし金蔵はあっさりと退場。一体なんだったんだYO…。これじゃ軽く遊戯王じゃ(ry


その後も、ベアト様が繰り出す数々のクエスチョンに、青き宝刀で次々と返していく戦人。ベアト様はそのたびに青き物質(アニメだとなんか槍みたいなやつ)にブッ刺されて吐血しまくりです。
まったく最後の最後までグロいなあ、このアニメは。
この編も赤字が全然使われて無いので、ちょっと迫力不足に見えてしまいます。


そして最後にベアト様からのラストクエスチョン。
キラキラ輝いて「わたしは、だあれ…」と問いかけるベアト様カワユス。





そしてEDの後は、まさかのCパートへ。
お菓子食いながら、ベッドでじゃれ合うベルンとラムダが、ものすごく百合っぽくてエロいです。
特にベルンのくねくね動いてるしっぽが、なんと言うか、もう…(;´Д`)ハァハァ。





でも原作ではあった、最後のベルンの顔芸はないんだぜ。ちょっとガッカリだぜ。



さて、これで半年くらい続いたうみねこのアニメが終わりを迎えたわけですが…アニメを振り返ってみて、感じたことは以下の通りですね。

(1)原作未見の方置いてけぼりなストーリー量


(2)そして容赦のないカットの嵐


(3)スタッフにはおっぱい星人が多い


(4)スタッフにはグロが大好きな人も多い


とにかく尺が圧倒的に足りない

従って無理やり詰め込む為にはいろんなところをカットしなきゃいけない

そのせいで下手したら大事なところまでもカットしてしまう

原作プレイ者からはブーブー言われる

アニメが初見の方は理解できずに?状態になる

結果、みんな途中で観るのをやめてしまう

オマケに大して話詰め込んでないのにDVDをバンバン売ろうとするから、ぜんぜん売れなくなる

これ、ホントに2期やるの? ←今ココ


うーん。ぶっちゃけると、アニメ化するのが早すぎたような気がしてなりませんね。
原作のほうがもうすぐEP6が出ようとしてる頃なので、
第2期をやるとして、尺が今回と同じEP5〜EP8と考えた場合、
放映されるのは早くても2年後ぐらいだと思われます。


そう考えると、もっとゆっくりと余裕を持って進めていったほうが良かったのではないか?と思えてならないんですよねえ。
個人的には、原作は確かに分かりにくいけれど、決してつまらなくは無いと思ってるので、
カットしまくるとその魅力すらも薄れてしまうから、大変もったいなく思えてきます。


(3)と(4)は…コレはスタッフの趣味だろうなあ。
おっぱいは、ぱゆんぱゆんしないヤツまで揺れてましたし(w
(4)は…ひぐらしの影響が少しはあるかも知れませんが、ある意味誰得な部分もあるわけで。
モザイク使用は結構ですが、モザイクをかけるかけないの基準も、結局はあいまいだったですし。


…とまあ、いろいろ最後は愚痴っぽいことをいっぱい書いてしまいましたが、
ひぐらしに比べれば、原作BGMを使ってくれたりと良い点もありましたし、
何より声優さんは文句無く素晴らしかったです。
声優さんに気をとられすぎて、予算が作画に回らなかったのかもしれないけど(汗)


結論:アニメを観て「うみねこ」に興味を持った方は、とりあえず原作をやっときましょう(′・ω・`)


シーユアゲインハバナイスデイ☆



おまけ


ベ…ベルンカステ“ラ”だ…と…?


なんという親父センス。最初パッケージ画像を見た時は「何だよこのコラ」と思いましたが、コレ本物じゃねえか(w