(20090730)今週のカウンタック #202 時を越えた宝物

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。


 大阪に出張に行った舜がついでに立ち寄ったのは、三重県のド田舎。世界に3台しかない幻の「ウルフカウンタック」を持つ株長者の元引きこもり神谷聖(暗井くん)の実家へやってきます。もはやすっかり引きこもりだった頃の面影など感じられなくなった暗井くんは、舜に峠で自分の走りを見て欲しいと言われ…。



 暗井くんの現在の自宅に到着。母屋が両親のおうちで、奥の2階建ての家が暗井くんの住みか。中は以前の家とほとんど変わらない作りになっております。
 相変わらず株で生計を立てているようですが、今は株なんかよりも、すっかりカウンタックに夢中なんだそうで、ネットオークションでスーパーカーブーム時代のおもちゃグッズを買い集めたりして、人生を謳歌しているご様子です。まったくもって、凄ェ勝ち組だぜクソッタレー!!


 暗井くんの幼少期。両親が教育にうるさかった為か、はおもちゃやマンガ本といった俗物は一切買ってもらえませんでした(多分その反動でおもちゃを買い集めているものと思われ)。見かねたお婆ちゃんが買ってくれたのが…赤いウルフカウンタックのおもちゃ。電池を入れれば動く仕組みですが、こんなのを買ってもらったのが親にバレたら没収確実!というわけで、押入れにしまってコッソリ眺めているだけ…。それでも当時の暗井くんにとって、間違いなく支えとなっていたわけです。それが今じゃ、モノホンのウルフカウンタックを持ってるわけですから、全く運命って分かりませんねえ。
 ベタベタですがこういう話は嫌いじゃないですよ。実に梅さんらしいというか、実にロックですな。



 その後、ウルフカウンタックで峠を攻めまくる暗井くんのもとへ、一緒に住んでるママンから電話が掛かってきて…。


「え…!?おばあちゃんが…」

うわー、そういう路線で来たか。先週出てきたスーパーカーっぽいパトカーとかは完全にブラフだったわけですね。こりゃまた一本とられたぜー。



巻末コメント
Q:夏気分を盛り上げるオススメコンテンツは?
A:日テレ24時間テレビのマラソン!イモト頑張れー!!