女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
ある日の日曜日、舜は急遽ピンチヒッターとして部長との接待ゴルフに参加する事となりましたが、接待中に石川社長がギックリ腰で突然のダウン!!残されたツン子(ドS)は舜に契約ご破算宣告をしますが、なんとか土下座で頼みこむ舜に最後のチャンスを与えます。それは石川社長の愛車・LP400を東京の自宅まで送り届ける事。しかしいつのまにやら高速までどっちが速くつけるかのガチンコレースという展開になってしまい…そして舜はタッチの差で、ツン子に敗れ去ってしまいました。
勝負(レース)でタッチの差で遅れをとった舜。約束どおり、契約をとることは出来ませんでしたorz
まあ、ツン子いわく、青木さん(舜の同僚で、本来接待ゴルフに行くハズだった人)が怪我してゴルフ場に来られなくなった時点で、契約する気はもう無かったみたいですし、こりゃもう、契約取れなくてもともと。勝負自体も色々とハンデがあった中でのものでしたし、負けてもそんなに落ち込むことじゃないのですがねぇー。
ところが後日、ツン子が今回のレースの結果を石川社長に伝えると、ここで石川社長から「あ、そういや、実はあのカウンタックのボディ、鉄で出来てるんだった。てへっ☆」などと、とんでもない種明かしを暴露!!
ちょwww何それwwww聞いてねぇんですけど!!でも実際に石川社長のカウンタックに棒磁石を近づけたら…。あらビックリ、輝く足が生えたー!!…じゃなかった、磁石が吸い寄せられるようにくっつきやがったぜ、クソッタレー!!
本来ならアルミ製であるカウンタックのボディ。それが鉄製であるのなら、重量的にもそうですが、ブレーキングや加速力などといった微妙な操作性まで狂っちまうはず。
もしもあのカウンタックが、従来どおりのアルミ製だったならば、勝負の行方はどうなっていたことか…!!
そんなことなど露知らず、レースに勝利して「パーフェクト!!」などと、すっかり有頂天になってたツン子も、さすがにKY過ぎたと思ったのか、レースを舜の勝利ということにし、急遽契約を結ぶことに。
休んでて何もしてなかった青木さんにとっちゃ、まさに「あ、なんか知らないけど契約取れちった☆」というワケで、これはラッキー以外の何ものでもないですなあ(w
「フフ…訳は、今度私と勝負(バトル)して、勝つことが出来たら教えてあげるわ!!
次はゴルフ?それとも走り?」
心変わりした理由がさっぱり分からない舜に、電話でツン子はこう告げます。
…なんかいかにも「再登場フラグ」立ちまくりんぐですが…あっ、そうか。結局ツン子は最後まで、舜のゴルフの腕がものすごいんだと、カン違いしてるままなのか!!
知的なようでいて、結構アホの子だなあ、ツン子(w
巻末コメント
Q:家・仕事場にある“最新”のものは何ですか?
A:iMAC。