オーナーからロミオ2号店の店長を要請された遼介は、2号店の場所を大阪ミナミでやりたいと宣言。一緒に修さんも大阪に行く事となります。
白馬&甲冑姿の聖也さん率いるスコーピオンも大阪進出を果たす中、ヴィクセスの柳直夜が義父をブッ殺した過去を週刊誌にスッパ抜かれ大騒ぎに。そして直夜の右腕である数馬(真壁)は、遼介に直夜の過去を語る…!!
パパン(義父)がギャンブルの借金のカタに妹のキンタマ女をヤクザに売り飛ばそうとしているのを知った直夜は、パパンと2人っきりになったところでカミングアウト。
「てめえは最低の人間やっ!!」と、直夜がパパンをブン殴ろうとしたら、パパンが思わず出刃包丁を突き出してきて、すったもんだと一悶着してるうちに、包丁がパパンのどてっぱらに突き刺さって死亡。
直夜は少年刑務所入り。面会に来たキンタマ女に対して、一人で生きて行くため、兄を憎むパワーを植えつけるべく、真実を伝えずワザと煽ったりしつつ、出所。
そして、いつの間にやらホストになっていた真壁から「直さんも一緒にやろうよ!」とホストの道に誘われて…というのが、今週のお話。
今週はだいたいの内容だけを最初にパパッと書いちゃいました。ツッコミ所としては、ラストのスーツ姿の真壁が、ホストというよりはただのチンピラにしか見えないとか、それなりに有るのですが、1番のポイントは、刑務所内の直夜をキンタマ女が面会に来るシーン。コレに尽きます。
ためしに、今週のヤンジャン(27号)に乗ってる夜王と、20号に乗ってる夜王を見比べてみれば、よーく分かると思います。持っている方は用意してみてください。
この面会シーン、キンタマ女の回想シーンにも出てきたのですが、今週の面会シーンは…ほとんどキンタマ女の回想シーンのコピーなのです。
直夜がイスに座るシーンから、キンタマ女がクマのぬいぐるみを素手で真っ二つに引き裂くシーンまで、使い回し(コピー)のオンパレード!!
ぬいぐるみを引き裂くシーンに至っては、「ベリ」「ベリッ」という擬音の配置に至るまで、全くの同じというこだわり振り。もはや完全に開き直り状態です。
鳥山明先生だったら「すいません編集長、このページは原稿料いりません」とか言い出しそうなレベルでのハンパねぇコピー!!比べれば比べるほど笑えてきます。
しかし、さすがに井上先生も、全部使い回しは危(ヤバ)いと思ったのか、直夜が赤さんばりに「てめーにはおしえてやんねー くそしてねろ!!」の表情をしてるコマだけは、反転コピーで対応させてる所も、高ポインツです。
↑左が20号。そして右が今週号(27号)。
さすが「世界バリバリバリュー」番組内で、嬉しそうにコピーテクニックを披露していただけの事はあります。井上先生、マジパネェッす!!