(20090410)今週のカウンタック #190 契約ご破算…!?

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。

 ある日の日曜日、舜は急遽ピンチヒッターとして部長との接待ゴルフに参加する事となりました。ゴルフはドシロート同然な舜ですが、案の定ショットでボールが自らの頭に命中したりと、てんでダメダメ状態。カウンタックLP400乗りである取引先の石川社長にゃ笑われるわ、同伴のツン子には接待ゴルフで手ェ抜くな(゚Д゚)ゴルァ!本気出しやがれクソッタレー」などとカン違いされるわで、もう踏んだり蹴ったり。しかしそんな中、石川社長がギックリ腰で突然のダウン!!さあどうなる!?



 ギックリ越しによる激痛で、痛さにのた打ち回る石川社長。舜がすぐさま119番をかけようとすると、ここでまさかの「ちょっと待った」コールが!!


「救急車はイヤだ!!カッコ悪い…やめてくれ!!!」


 なるほど、自家用車でLP400に乗ってるだけのことはあるのか、その辺にはこだわりがあるようです。つまり「救急車なんてクソファッションパンクな乗り物に乗れるか、クソッタレー!!」ということですね、わかります。


 しょうがないので、ここは片山部長のセルシオ(中古)で、病院まで搬送する事になりました。「おお〜良いね!!救急車の100倍上等な乗り心地だ!」と、親指突っ立てながら、セルシオの後部座席に寝っ転がる様子は、なんと言っていいのやら(′・ω・`)



 アクシデントとはいえ、舜的には、これで接待ゴルフどころじゃ無くなったからラッキー♪と言うところで、ホッと胸を撫で下ろすのもつかの間、ツン子は


「さあ空山さん、コースに戻って真剣勝負の続きをしましょう!」


 まさかの勝負続行!!「何勘違いしているんだ、まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ」と言わんばかり。イヤ、んなこと言ったって…って感じですが、舜にその気が無いと分かると


「それじゃ、今回の契約は…無かったという事で…」


 うわああああああ!!その言葉はサラリーマンにとっちゃ、死刑宣告に等しいようなもの。
 オイオイ、根回しバッチリ終わってて後はヨロシク的な軽いイベントじゃなかったのかよ、話が違うぜクソッタレー!!と、悔やむ余裕すらありゃしません。帰ろうとするツン子に「待って下さい!!」と土下座して、最悪のケースは免れました。



 …でまあ、よくよく話を聞いてみると、(今回の契約の決定権を持つ)ツン子は、もともと今回の契約には反対してたってのを明かすのですが…周囲を省みず土下座を敢行した舜を気に入ったのか「あなたにもう一度チャンスをあげるわ」と言ってくれました。でもって、その条件とは…。


「空山さん…あなた元・走り屋だったって部長さんが言ってたけど…
もし、彼(社長)の愛車、ランボルギーニカウンタックを―――
あなたが運転して、無事に東京の自宅まで運んで行ってくれるなら―――
契約の件…考え直してもいいわよ
あなたにあの車を転がす“度胸”はあるかしら?」


 自信たっぷりに舜を試そうとしてるツン子ですけど…いや、ソレ余裕だから!!コイツの愛車、まさに同じカウンタックですし!!
 舜的には、まさに「俺のターンキタ━━(゚∀゚)━━ !!!」って感じですが、きょとんとしてる舜が「計 画 通 り !!」などと夜神月ばりにニンマリ笑ってたら、なんかヤだなーと思っちまいました(′・ω・`)



 とはいえ、このまま普通にカウンタック運転して、すんなり終わるとも思えないので、きっと何かあるのではないかと思われます。例えば、帰り道にフェラ男とかが出てきて、突然勝負を挑まれるとか。



巻末コメント
Q:最近覚えた俗語を教えて下さい。
A:“リアジュウ”。実生活が充実してることらしいです。