ママンによって、動物と会話できる能力を持っている間は、一切歳を取らない存在であると知らされた太助。今更能力いらねェなんて思うわけねえよとは口にするものの、心の中ではまだまだ気持ちの整理がついてない様子…。
そんな様子を観察してた犬福センセは、賛成も反対もせず、こうつぶやきます。
「…太助は、どんな生き方を選ぶんでしょうねぇ」
さて、物影から太助とママンの様子を伺ってた犬福センセ。ママンは断然、太助が動物と会話できる能力を持つ人生を歩み、人と動物との架け橋になる事を望んでるわけですが、
犬福センセ的には…。
「太助を誕生させたのは私達ですが 太助は私達のものではなかったんです
私達の意思を押し付けるのではなく太助には選べる権利があると思います
…ずっと太助を見てきました
歩くようになり、言葉が達者になり、反発したり、反省したり、―――恋をしたり
いやぁ、生命が成長する有り様ってのは実に興味深い(おもしろい)です」
それは人生一度っきりしか経験できない尊いもの。それをあっさり捨てちゃうのももったいなくね?ってワケです。
こりゃ完全に親心ですな。そして生まれてからすぐに太助から離れたママンには(たぶん)辿り着けない境地なのかもしれません。
って言うか、最後は水野晴郎入ってるしな(w
「―――今になってね、それを気付かされたんですよ―――息子にね」
そしてみさと先輩にも新イベント勃発ですよ。
なんか直哉さんから、アメリカのペンシルバニアに留学するから、一緒に来て欲しい!などと言われちまいます。なんという急展開。
留学すると、最低2年は日本を離れる事になりそうです。
さて、そう聞かされたみさと先輩の心境はというと。
「最先端の環境で勉強できるんだ、絶対自分の為になる」
↓
最先端って事は、きっと獣医的にも最先端のはず
↓
(わー太の左耳は神経の損傷によるもの…
現状じゃ、ねた耳のリハビリの方法は分からないけど
アメリカに行けば――わー太の耳が治せるかもしれない――――!!)
ええーっ!?そうなっちゃうの!?それが動機になっちゃうの!?
まあ確かにみさと先輩が獣医の道を目指すキッカケになったのは、わー太の耳を治すためってのはありましたけど、この土壇場でそれを結びつけるとは。
なんか…ねえ。いい意味でも悪い意味でも純粋すぎるぜ…。
うまく説明できないけど「おいおいアンタそれでいいのかYO!」と思っちまいます。
まあ、言っても聞かないだろうけど(w
しかも、まだ誰も気付いて無いとはいえ、わー太にはひっそりと死亡フラグが成立しかかってるワケでして…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。
「みさと、一緒に行こう!オレ達の夢のために!」
打ち切りマンガの最終回みたいな事を言い出し、手を差し伸べる直哉さんですが、みさと先輩の表情は、もう「ぱああああっ」って感じで、どう考えても行く気満々な表情。
こりゃもうついに直哉さん完 全 勝 利 !!っすか!?
そんでもってラストは、レオンとかいうダックスフンドっぽい犬が、子供とじゃれてぴょんぴょんジャンプしてたら、突然体に違和感を感じて、ジャンプできずにその場にへたりこんでしまったのを、ガッコ帰りの太助が目撃して…というモノ。
いやいやいや。こんな土壇場になってこんな新キャラ出されても、なんかなーという気がします。
いったいどうせいっちゅーねん。
あ、そうそう。今月は、みんなのアイドル・淳子たんも出てくるよ!!
・・・たったの4〜5コマだけだがなorz
巻末コメント
はらまき買いました。