女アリ、車アリ、190km/h出しながら女をイかせるフィンガーテクニックを持つシンちゃん(フェラ男)??歳(DQN顔)。かつては年収150万円のフリーターだった彼ですが、ひょんな事から宝クジで2億円を引き当てて、フェラーリを次々と乗り換えて豪遊したりと、まるで漫画のようなうらやましい生活を送り、その模様を自らのブログ(女のセクシーショットもあるYO!)にうpしていました。
ところがたった2年で2億円が底を付いたので、フェラ男は最後に持ってたフェラーリ2台を売り払って獲た2000万円を軍資金に、競馬で一発逆転を狙います。フェラ男のあまりのムチャっ振りに、スーパーカーの神様が哀れに思ったのか、最終的に資金は4500万円に倍増。
そしてフェラ男はその4500万円全額をはたいて、フェラーリF40を購入。非合法の賭けレースで金を稼ぐべく、自らのブログに「や ら な い か ?」と、対戦相手をつのるのでした。
「ははははは………!無理!無理!
こんな怪しいレースにのって来るヤツなんかいないって!」
今まさにそのフェラ男が作ったブログを見ていた舜は、対戦相手を募集してるページを見てこんな事言ってますけど、気が着くとマウスのカーソルが、無意識のうちに勝負を受けてしまいそうに…。
土壇場で我に返って、ここでは思い止まるのですが…まあ、いずれはバトるんだろうなあー(w
翌日。この日は浦島のじっちゃんのお誘いで、カウンタックをタダで車検させてくれる日。駐車場として使っている大家さんのガレージの前で、カウンタックを乗せて走り去る業者さんを見送ると、早乙女ちゃんから(代車の)ディアブロのキーを渡されます。
「あ…そう言えばお隣の…
ウルフカウンタックの神谷さんはその後どうなりましたか?」
ああ、そう言えばいたなあそんなヤツ!!
まあ、簡単に説明しますと、神谷さんとは、自動車免許も持ってないのに、世界に3台しか無いウルフカウンタックを所有してる、引きこもり歴10年の株長者です(w
ちなみに当HPでは彼の事を“同じ梅澤ワールドの引きこもりつながり”で「暗井くん」と呼んでますが、たぶん「LIVE」に出てくる方の暗井くんとは関係ないと思います。つーか関係あったらイヤだ(w
その暗井くんですが、舜の説明によると、今度は犬のウンコを食わされる事なく無事に免許を取得。
でもウルフカウンタックで走るのは、ストレスが溜まるぜクソッタレー!!ということで、暗井くんは故郷の三重県で、近所の穴場の峠をウルフカウンタックで攻めまくっているようです。ついでに親孝行も出来て一石二鳥!!…だそうな。
しかし、クルマで峠攻めてんのに「親孝行」ってのも、なんか凄い話だなあ。しかも使ってるのは世界に3台しかない稀少車なんだし…どう考えても親不孝モンだと思います(w
その後舜と早乙女ちゃんとの間で、ディアブロのマニアックトークが展開されるんですが、例によってそんなもん省略、でもって、早乙女ちゃんがなんか帰りそうだったので、ダメもとで時間があればドライブにでも…と誘ったら。あれあれ?今回は「夜なら…空いています(はぁと)」と好感触だぞ!?
その夜、首都高PA。待ち構えていたフェラ男にある男が声をかけてきました。
「あんたがF王子か!ブログを読んで…勝負(レース)をしに来た!!」
ちなみに「F(フェラーリ)王子」とは、ブログ上でのフェラ男のハンドルネーム。
おお、どうやらフェラ男の告知を見て名乗りを上げた、酔狂なチャレンジャーがいたようです。あのまま誰も名乗りを上げず、結果的にフェラ男がジリ貧になっていったら、それはそれでロックだったんですが(w
なお、奇しくも相手のクルマも同じF40.しかも相手はなんか強そう…というか「コイツ…出来る!!」って感じのツラをしています。
おいおい大丈夫なのかフェラ男?なんか舜とやる前にあっさり負けちまいそうなんですが(w
巻末コメント
Q: 「映画監督になって、撮ってみたいシーンは?」
A: やはりカーアクションシーンでしょうか!?