今週のカウンタック #144 時代の寵児

 女ナシ、車ナシ、ショボい給料の会社さえ辞めることもできない空山舜34歳(晴矢顔)。浦島龍童じいさんからカウンタックLP400を250万円で譲り受け、「カウンタックLP400を手に入れる」という25年前の夢を叶えることができました。
 かつての愛車「MR2(AW11)」を買ったりしてお世話になった、中古車販売店「フューチャー・モータース」の未来(ミキ)社長に、カウンタックの勇姿を見せようと久々に店を訪れた舜。しかしその社長は既に他界、跡を継いだ娘の真弓たんも、今月じゅうに店をたたむと言われてしまいます。ところが店をたたむ直前になって、15年前に盗まれたはずの「デロリアンDMC−12」が見つかったという知らせを受けて…!!


 「デロリアン」と言えば、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した、タイムマシンに改造された車未来社長は映画を観て「超カッコイイぜ、クソッタレー!!」と、思わずデロリアンを衝動買いし、お店の名前を自分の名字からとった「ミキモータース」から「フューチャーモータース」に変えちゃったりとかなりの熱の入れよう。
 極めつけは、お店のでかい看板の上に、わざわざデロリアンを飾って陳列!!
(看板は上下に動く仕組みでかなりの金をかけたらしい)
 しかも閉店後にはちゃんとデロリアンを降ろして、メンテをし走らせていたのだから、たいした根性です。
 いちいち飾ったり降ろしたりという手間を考えると、かなりロックな行為です(w


 さて、そんな父親のロックな話を聞かされた舜は、真弓たんに「だったらなおさら引き取りに行くべきだよ!」と訴えるのんですが、今更ボロボロのデロリアンを引きとっても、レストアするようなお金なんてとても無いし、立ったら当事の元気に走っていた、美しいデロリアンのまま、自分の心の中にしまっておきたいの…と、やっぱり真弓たんにその意思はなし。

 それでも、デロリアンを見た事が無い舜に、見せるだけなら…と、引き取り先である警察署に、カウンタックに乗ってふたりで向かいます。
 途中でカウンタックの解説シーンを挟みつつ(w 到着。真弓たんはやっぱり見たくないからなのか、舜だけが駐車場に停めてあるデロリアンを見に行くのですが…。ってところで、つづく。


コレはやっぱりアレですか?寅さんあたりがレストアするとか、そんな感じか?


巻末コメント
Q: 「子供の頃、両親、祖父母に作ってもらった好きな料理は?」
A: おじいちゃんのグラタンは美味かったです。