デトロイト・メタル・シティ TRACK59「MAIL」


今回は冒頭に、犬飼町で行われた若杉先生のサイン会の模様が。
「あべよし」が本当にあったのにもビックリしましたが…。

ちょwwww河野さん実在してたんかいww



根岸(クラウザーさん)、西田(カミュさん)に比べると、イマイチ凡人である和田(ジャギ様)は、シャッチョさんから

「テメェには乾きっぱなしなんだよ!!コカンにスコール降らせてくれよ!!」

と、根岸みたいに伝説(全裸で夜の街を疾走とか)の一つや二つ作って来いよとハッパをかけられます。


でまあ、その和田ですが、ジャギ様としてDMCで活躍する一方で、ちゃっかり、ビジュアル系バンド「クライシスシャム」の新ベーシスト「マクフェル」として加入…!?

こ、この男またしても…と最初は思いましたが.よくよく考えてみたら、根岸も「ホントはウォシャレなポップスがやりたいんだー」とかほざいて、時々路上ライブやったり、オーディションに出たりしてるから、やってることは実はどっちもどっちだったり。

ただ、和田のベーステクニックは、他ジャンルのミュージックシーンでも通用するらしく、クライシスメンバーも喉から手が出るほど和田を欲しがっています。
どっかのウォシャレゴボウ男とはえらい違いですね。


そのクライシスは、沖田さんという、顔はブッサイクだけど名プロデューサーらしいオッサンの元で、メジャーデビューを控えていました。最初は加入に消極的だった和田も、コレを聞いて一転乗り気に。現金なやっちゃなあ。

そんな和田は、クライシスのメンバーが置き忘れて行ったノートパソコンをしばらく預かる事になりました。ノパソには沖田プロデューサーのメールも来てたので、自己紹介を兼ねて、勝手に返信することに。
あ、でもシャッチョさんにもアリバイ工作として、他のバンドに乗り込んで内部から潰そうとしてますってメール書かなきゃ…。

件名:只今、伝説作り中

今、音楽プロデューサーをしてる
沖田とかいうワケわかんない奴と絡んでます。
殺すぞって感じです!!

和田真幸

(((( ;゜Д゜)))

↑こんなメールを、間違えて沖田さんに送っちまいます。


そして案の定、このメールを海外出張から帰ってきて読んだ沖田さんは「ピキッ」ときますが、その後立て続けに送られていたメールに誠意が見られたので、一旦は「大人になろう…」と寛大な心を見せてくれるのですが、すぐさま送られてきた返信メールには…。

沖田様

そうでしたかそうでしたか、お疲れさまです。
新曲タイトル案、お褒めの言葉ありがとうございます。
ではワケわかんないヤツ(沖田さん)
プロデュースする「ワケわかんない」でいきましょう。

もちろん売れなかったら殺させて
いただく
という事で(笑)

ちょwwやっちゃったよ!

とりあえず、ジャギ様のメールマナーがまるでなっちゃいねえってのはわかった。


この後、「ワケわかんない」「殺すぞ」という2曲で大事なライブに望む事になった(メールのやり取りの都合上、そうなった)クライシスでしたが、ライブじゃ大不評だし、そもそも沖田さんは和田のメールにブチ切れちゃったから姿見せないわで、もう見てらんない事態に。
おまけにマクフェル(和田)も、途中までは良かったのに、最後のオチが平凡すぎて、ますますファンの反感を買って…。

クライシスシャムは解散。
ああ、変な奴を引きいれようとしたばっかりに…(´・ω・) カワイソス


「ヒャーハハハ、やるじゃねぇか
内部から潰しちまうとは、ジワジワ濡れたぜ」

シャッチョさんご満悦なところに和田はさぞ満足げに「あざーっす」

根岸はなんかやらかした後「最低だ…僕は最低だ」などと、激しい自己嫌悪に陥ったりと、一応反省の念は見せてますけど、ジャギ様は普通に「あざーっす」だからなあ。
世渡り上手というか、なんというか。
ジャギ様、マジ外道だ(w



若杉公徳先生の巻末コメント
「デズムフェアをやってくれるカレー店求む。」