今週の夜王 第223話「神出鬼没」

 ロミオの見習いホスト・陸は、細木数子美輪明宏を足して2で割ったような金持ちババアである瑠美子さんに売り掛けを作られて、トンズラされてしまいました。
 遼介は店長から陸を助けてやってくれと頼まれるんですが、遼介はそれを拒否。果たして真意は…。



 まあ、簡単に書くと、遼介の真意は



「店長の要請や店のためには救わない」
「俺はアイツと俺自身のために陸を救う」


 という事です。


 先週の引き(終わり方)だと、救う気全くナッシング!に聞こえたんですが。というか救うのか救わないのかはっきりしろよ(w


 でもまあ、とりあえず、遼介は陸を救う気持ちらしいので、店長は3人に任せることにします。で、遼介たちが事務室を出ると、早速陸がどうしたモンかと悩んでます。


 遼介たちは話を切り出すんですが、陸は「俺はこんな卑怯者の力なんて借りなくたって自分で解決してやるよ!!」とつっぱね。


 修さんと宅也(ヤムチャ)は、いまだに陸が遼介を慕っているとばかり思ってたんで、陸の豹変振りに驚くばかり。もちろん遼介の助け船を受けるはずなどありません。


 個人的にはここでヤムチャ「あんだとを!」と言ってるところが夜王クオリティで安心した(w


 まあ、遼介も300万の売り掛けをやっちゃった時、聖也さんからの300万円の施しは受け取りませんでしたから、あの時と同じ…と言えなくもないんですがね。
 もっとも、聖也さんが用意した300万円は、井上先生のコピーテクニックのせいで、お札の番号が全部同じ
(ニセ札)になってたんだけどな(w


「…たかが300万くらいどうってことねえよ…
てめえの力なんか借りねえよ
フハッ!フハッ!フハハハ…」


 そう言い残して遼介たちの元から立ち去る陸。目はイッちゃっているわ、足元はフラフラだわで、明らかにゾンビ化しています。最後の方に至っては目が赤くなっておりテニスの王子様」の切原赤也みたくなってます。
 そのうち「このワカメ野郎…」などと罵られて、悪魔化(ヴィクター化)しないか心配だ(w



 陸が去った後、遼介たちはとりあえず、陸の売り掛けを作った瑠美子さんを見つけることが先決、と結論付け、そのために歌舞伎町のホスト界に詳しい筋を当たってみるぜー!ということに。
 まさかここで、久々に歌舞伎町四天王の出番…いや、いまさら期待なんかしてないけど(w



 で、その瑠美子さんはというと…歌舞伎町の別のホストクラブで、同じような事をやってました。見習いの若手ホストを3人指名して、お代はツケ、若い肉体を堪能したら売り掛けを残してトンズラ…。もはや常套手段となってました。


 とはいえさすがにこれ以上歌舞伎町で遊ぶと色々と面倒なので、次は池袋とかのホストをつまんじゃおうかしら…などと考えている瑠美子さんですが…。


 ついに陸が瑠美子さんを発見!!果たして陸はツケ額を払ってもらう事が出来るのか!?つづく。