遼介と新人ホストの翼(イカロス翼)は、どっちがロミオのNO.1になれるかを競うことになりました。イカロス翼は、自分の派「翼派」を立ち上げ、覚醒させた源太などを引き抜いて憩いを増し、売り上げではほとんど遼介派に肉薄するところまで迫ってきました。
一方の遼介は修さんに叱られて、ようやくNO.1 としての責任と重圧を自覚。その重さに悩み始めるのでした。NO.1 キャバクラ嬢・愛夢にその悩みを打ち明けると、彼女は「目的が日本一のホストなら、相当たくさんの毒を飲まなきゃね!!」とアドバイスをするのでした。
そんな矢先、またしても遼介派のホスト・三郎とミノが「遼介派から翼派に移りたい」と言い出してきました。さあどうする遼介?
源太たちに続いて、翼派に移りたいと言い出した三郎とミノ。理由を聞かれると「生まれ変わった源田達を見ていたら、遼介の元でぬくぬくしてる自分たちが恥ずかしい。自分たちもどれだけやれるか試したい!}という返答。
たしかに彼らの言い分も分かるし、遼介の本心としては、二人を快く送り出してやりたい所。しかしこれ以上離脱を許したら、遼介派はガタガタになってしまう…。
遼介はとりあえずこの問題をいったん預かり、ひとまずロミオへ向かい、仕事終了後に話し合うことにするのでした。
さて、ロミオでは翼派に移った元遼介派のホストたちが、生き生きと仕事をしています。まあ今週の源太は、お酒をラッパ飲みしている程度ですが(w
みんな自分の能力以上の力を発揮してて、みんな楽しそうなツラをしています。イカロス翼もそんな部下達を盛りたてながら、女性たちに巧みな緩急を付けて演出。
そんな彼らを遠くから眺めている遼介に修さんは…。
「……三郎とミノも翼派に入りたいと言ってきたらしいな
どうするつもりなんだ?
次も認めたら遼介派は終わるぞ」
お店が終わった後、遼介は別室で三郎とミノと話し合います。出来るだけみんなの可能性を潰したくはない、それぞれに活躍して欲しい…。そう口にする遼介に、愛夢の放った言葉が重くのしかかってきます。
「日本一のホストになるなら、毒を飲まなきゃね」
口をぐっと結び、毒を飲む事を決意した遼介は、三郎とミノに「2人は遼介派に必要な人材だから、ウチの派に留まってください!」と頭を下げてお願い。遼介に頭を下げられビックリした2人は、とりあえずもう少し遼介はで頑張ってみようという気持ちになったようです。
「あ、ありがとう!2人ともありがとう!!」
2人の手を取り抱き合う遼介。しかし派閥のためとはいえ、本心とは180度違うことを口走った後味の悪さが心にこびりつきます。
(これが…これが毒の味か…!)
果たして遼介派は持ち直すコトが出来るのか。次週へつづく。
うーん。「源太覚醒!!」以降、ここ最近はおとなしめですねー。まあ、ストーリー的にはアリなんだけど「リシャール対決編」や「アミバ編」の熱さが懐かしいぜー。