ＨＡＴＳＵＢＡＩせよ！！
ＨＡＴＳＵＢＡＩせよ！！
ついに記念すべき悪魔の教本（単行本第１巻）の表紙が本誌上で公開されたぜ。あまりにも悪魔的デザイン過ぎて「ファック！濡れたわ！！！」って勢いだぜ！！
また、悪魔の教本（単行本第１巻）の発売記念ということで、今回はセンターカラーにポスター付きと、やけに気合が入ってやがる。待遇もいいぜ！！ポスターでオーディエンスの脳天にドラムスティックを突き指してるカミュさんが最高だぜ！！
そしてＤＭＣの単行本と歩を並べるように、漫画内でもＤＭＣの待望のファーストアルバムが、ついに完成！！
「デトロイト・メタル・シティ
“魔界遊戯”であるわぁ」
魔界遊戯 曲目リスト
１． ヘルズ・コロシアム
２． ＳＡＴＳＵＧＡＩ
３， マッド・モンスター
４， あの娘をレイプ
５， デスペニス
６， スラッシュキラー
７， グロテスク
８， 恨みはらさでおくべきか
９， デスヴァギナ
10． 魔王
11． メス豚交響曲
12， 悪い恋人
さて、ファーストアルバム発売記念インストアイベントに望むＤＭＣのメンバー。しかし、クラウザーさんの世を忍ぶ仮の姿・根岸はひどく憂鬱な気分になっていました。
「うう…なんでよりによって今日がＤＭＣのアルバム発売イベントなんだ…」
実はこの日は相川さんの誕生日。根岸は勇気を出して相川さんをデートに誘ったんですが、後になってのアルバム発売イベントとダブルブッキング。
やむなく根岸はイベント後、会場であるＣＤ屋の前にあるカフェで相川さんと食事をすることにしたのでした。
ふう、コレが終われば相川さんに会える…。そんな気持ちで特設ステージに上がるクラウザーさんとジャギ様とカミュさん。そんな彼らに駆けつけたＤＭＣ信者たちが熱い声援を送ります。
前回クラウザーさんがお見舞いに行ったリョータ君も、無事に包茎手術に成功し、約束どおりアルバムを買ってこのイベントに参加していました。ちょっと感動したのは内緒だ(ｗ
しかしそこはクラウザーさんです。インタビュアーの女性司会者にアルバム発売の意気込みを聞かれると「ハハハ、この世の破滅へのカウントダウンが始まったにすぎぬわ」と答え、ひとたび公共の前に上がれば仕事に徹する、プロフェッショナルな一面を垣間見せます。さすがだぜクラウザーさん！！
「よーし今日は特別な日！！無礼講だ――
インタビュアー、俺にどんどん質問してくるがよい！！」
ついノリノリになってしまうクラウザーさん。しかしこの時、相川さんとの待ち合わせ時間が迫っていることに気づきます。「ちょっと地獄のヤボ用を思い出したぜ」とイベントを抜け、慌てて顔のメイクを落とし、プレゼント用に用意したフィッシュマンズ
ちょｗｗｗなんだこれｗｗｗｗ
メイクを落としただけど服は着替えてないから、肩パットがもっこし！！公然猥褻カット（マッシュルームカット）の軟弱さと、ムキムキマッチョみたいな体つきのギャップが超不自然！！まるでラガーメンみたいです。
しかしこんな不自然極まりないカッコウの根岸を、最近ホッペに大きなニキビが出来た相川さんはあたたかく迎えてくれたのでした。いやあ相川さんいい人だなあ。
でも勝手にイベントを抜け出して、もしもこれがシャッチョさんにバレたら…。と、不安になったヘタレ根岸は、まだバイトが終わってないからと、相川さんに断りを入れて、いったんイベント会場に戻ります。
「ちょっと三途（ＳＵＮ’Ｓ）の茶飲み場で
メスを１人犯（や）って来たぜ！！」
息を切らしてふたたびイベント会場に現れたクラウザーさん。信者たちも「おおー、やはりそうだったのか、さすが異常性欲者だー」と、クラウザーさんの悪魔的な性欲に感嘆。しかし、「異常性欲者」というフレーズが褒め言葉になるなんて、さすがクラウザーさんだぜ！！
幸いにもイベントは普通に進行していたのでこと無きを得ました。カミュさんは居眠りしてたけど(ｗ
そして質問コーナーで「クラウザーさんはいつも魔界でどんな女と犯ってるんですか？」と質問されると、思わずクラウザーさんはこう答えてしまいます。
「い、今犯ってきた女は
顔面にクリトリスを持つ女だったな
まさに淫獣というヤツだ」
思わずホッペにニキビが出来た相川さんが脳裏に浮かんで、自己嫌悪に陥ってしまうのでした。
しかし、こうしている間にも相川さんを待たせている…と心配になって、クラウザーさんは「貴様等が女の話をするから、また犯りたくなったであろう」と、またしてもイベント会場から抜け出してしまいます。
ちょｗｗｗなんだこれｗｗｗｗ
根岸、さっきより慌ててます。ブーツは履きっぱなしだし、服が破れて肩パット見えちゃってるし、ホッペの黒いところのメイク落としてないよ！！明らかに不審人物です。
しかしこんな不自然極まりないカッコウの根岸を、最近ホッペに大きなニキビが出来た相川さんはあたたかく迎えてくれたのでした。いやあ相川さんいい人だなあ。
その後、根岸 ＝ クラウザーさんは、ＤＭＣのイベントに参加しながら、２足のわらじをとっかえひっかえ、相川さんとのデートも行います。
しかし、根岸で相川さんとデートしてる時に、ついつい口調がクラウザーさん風になってしまったり、クラウザーさんでＣＤにサインをする際、間違って「根岸」と名前を書いてしまいそうになったりと、だんだんゴッチャになってきて、ついには…。
ちょｗｗｗなんだこれｗｗｗｗ
もう半分くらいクラウザーさんになってるよ！！
おまけに用意したフィッシュマンズ
こんな不審人物なカッコウで、口調が乱暴で、おまけに渡されたＣＤが野蛮そうなバンドのＣＤだったので、さすがの相川さんもちょっぴり引いてしまうのでした。
（ううっ、アッチが僕で、コッチが俺…もうワケわかんないよっ）
しかしイベントは待ってくれません。クラウザーさんでイベント会場に戻ってきた時、ちょうど新曲披露の時艱だったので、アルバムからの新曲｢スラッシュキラー｣を熱唱します。
ライブ初披露の新曲に、「このイントロヤベ―― 心に突き刺すぜー」と、ビクトリーレッドの中の人も大喜びです。
「スラッシュキラー」
作詞：クラウザーII世
オレは生まれつきの殺人鬼
生まれた瞬間産婆を殺った
ついでに殺られた親父が叫ぶ「ギャ〜〜〜 なぜ生まれてきやがったー」
「ギャ〜〜〜 なぜ生まれてきやがったー」駆けつけ殺られた警官叫ぶ
「ギャ〜〜〜 なぜ生まれてきやがった〜〜」
そして最後に演奏していたギター（ジャック・イル・ダークから託された「悪魔のギター」ではなく、普通のギターなのでひと安心）を破壊（デストローイ）ーーー！！して、イベントを後にするクラウザーさん。そそくさと着替えて、今度こそ堂々と相川さんの待つカフェに向かいます。
しかし、「スラッシュキラー」を歌い終えて気分が高揚してしまったのか…。
（早く行かねえと、もう帰ってるかもしれない
クソ！！何故俺がこんな目に
アイツさえ、アイツさえ生きてなければこんな目に遭わなかったのに
誕生日だからって調子に乗りやがって）
あーあ。やっちゃったよ！！
こうして最低の誕生日を相川さんに送らせてしまった根岸でしたが、翌日ニキビが治った相川さんから感謝の電話があったのでした。
いやあ相川さんいい人だなあ…っておいおい、
相川さん、ちょっと頭大丈夫？
若杉公徳先生の巻末コメント
｢単行本の帯コメント、嬉しくてケツからアナルが取れました。｣
