女衒の零(アミバ様)の虜となってしまった、高橋先輩の彼女・梨佳を救うため、遼介は思い切ってロミオを(1ヶ月だけ)退店し、アミバ様のいる「スナイパー」に入店してしまいました。そしてアミバ様のヘルプについた遼介ですが、ここでアミバ様から、次回梨佳がスナイパーへ遊びに来る際、アミバ様と遼介とでプレゼントを用意し、どちらかを梨佳に選んでもらう形で決着をつけようという話を持ち掛けてきました。
遼介はこの勝負を承諾。かくして梨佳の運命をも左右する「プレゼント対決」が幕を切ったのでした。
プレゼントを受け取ってもらえなかった方は、梨佳から手を引く――。
2日後にスナイパーにやってくる梨佳に、何をプレゼントすればよいのかを、歌舞伎町の街を彷徨いながら考えている遼介。
何を送れば自分の気持ちが伝わるのか、いやその前に、俺は梨佳さんに何を伝えたいこととは何なのか…。
そんなことを考えていると、遼介は「ポイズン」の店前で、従業員を怒鳴りつけている高橋先輩を目撃します。どうやら高橋先輩は、店の前の道路をきちんと掃除していない従業員を叱り飛ばしているようです。「ここは道路じゃないですか、俺たちの私有地じゃないですよ」と、従業員が言い訳をすると…。
「道路だろうが何だろうが、玄関は店の顔だ…!!
俺達自身で綺麗にしなくて誰がする…!?
甘ったれたこと言ってんじゃねえっ!!」
オーナー自ら、部下に店の前の道路を清掃する事の大切さを説いています。先輩カコ(・∀・)イイ!!
でもそんな高橋先輩の表情が、まるで人殺しのようなおっかないツラなのがアレですが。
怖いよエディ(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
そんななか先輩が遼介を見つけたので、二人でポイズンの事務室で会話をしています。今の高橋先輩は仕事にしろ恋愛にしろ、やることなすこと全然うまくいっていないようで、ひどく疲れている感じです。
いまじゃ梨佳もアミバ様に夢中で、全然高橋先輩に会おうとすらしません。
「昔はうまく行っていたんだ…こんなことになるなんて想像もしてなかった…」
高橋先輩は梨佳とまだ仲がよかったころ、自分の故郷沖縄料理の店に連れて行った頃の思い出を語りはじめました。そしてここで次々と、高橋先輩の過去が明らかになります。要約するとこんな感じです。
- 高橋先輩は沖縄の米軍基地の軍人である父親(黒人)と、基地近くの飲み屋で働いていた母親(日本人)との間に産まれたハーフ。
- 父親は妻子を捨ててアメリカに帰っちゃったので、女手一つで育てられたが、母親は先輩が12歳の時に過労で死亡。以後は親戚の家に預けられ、ほとんど一人で生きてきた。バイトをしながら、料理・洗濯などを全て自分でこなしてきた模様。
- 高校卒業後、18歳の時に沖縄から東京に上京。いくつかの職を転々としたあと、今やっているソープ業界に入った。
うーん。先輩もいろいろと苦労しているんだなあ(しみじみ)
そして、沖縄料理に舌包みをうっている梨佳のために、先輩自ら厨房に立ち、得意料理である「ゴーヤチャンプルー」を作ります。
「俺のチャンプルーは加工肉の缶詰じゃなくて豚肉!
そして人参も加えて野菜たっぷり…
だからヘルシーで味もサッパリしてるんだ!!」
こうしてあっさりとゴーヤチャンプルーを炒めていく高橋先輩。口にした梨佳は大変この料理を気に行ったようで、「高橋さんが…ずっと私の傍にいてくれたらいいな」などと、好感度90以上のセリフを言われて、すっかり舞い上がっちゃう先輩なのでした。
そんな楽しかった頃、仲よかった頃を思い出してしみじみしながら、高橋先輩は遼介にこう言うのでした。
「なあ遼介…俺と梨佳…もう昔のようには戻れねえのかなあ…」
まあ先輩のツラもいつの間にかおっかなくなっちゃったし、梨佳もただのDQN女になっちゃったからなあ。どっちももう昔には戻れなさそうな気がします(w
で、コレを聞いた遼介は高橋先輩の家にお邪魔してもいいですか?と突然言い出しました。ははーん。コレって…。
さて、プレゼント勝負の当日。遼介とアミバ様がお互いを牽制しあっていると、梨佳が登場。果たして梨佳は遼介とアミバ様、どっちのプレゼントを受け取るのか?次週へつづく。
うーん。遼介のプレゼントは今回ので確定ですね。遼介は高橋先輩から教わったゴーヤチャンプルーを振舞って、梨佳に食わせようというわけやね。てっきり直球ど真ん中勝負で、鮭とばをプレゼントするのかとばっかり思ってたんですが。ま、まさかそれとも「鮭とばボゴーヤチャンプルー?」それなんて究極の料理?
まあ遼介はそれでいいとしても、アミバ様はいったい何をプレゼントするつもりなんだ?うーんまったく伏線がないから分からない…。でも楽しみだ(w