女衒の零(アミバ様)の虜となってしまった、高橋先輩の彼女・梨佳を救うため、遼介は思い切ってロミオを(1ヶ月だけ)退店し、アミバ様のいる「スナイパー」に入店してしまいました。そして新人として、武藤敬司ヅラしたスナイパーの店長から指示された雑用を、一からこなして行く遼介に、アミバ様からヘルプの指名が…。
アミバ様からの指名と聞かされて、しばし考え込む遼介。これはもしかしたら罠なのかもしれない。しかし二人の裏事情など何にも知らない?武藤店長からは「せっかくのチャンスじゃないか、この店の雰囲気を掴むといい」とアドバイスをして、立ち去ってしまいました。
うーん。どうやら武藤店長は遼介を本気でスナイパーのホストとして育て上げようとしてるみたいですねえ。もっとも肝心の遼介は、梨佳をアミバ様から取り返せたら、とっととロミオに戻る来満々なのですが(w
そしてアミバ様のヘルプに着く遼介。するとアミバ様が「梨佳さんがお前に話があるらしいぞ」と切り出し、続いて梨佳が遼介にある“お願い”をします。
梨佳「遼介さん、私のお願いを聞いてくれますか?
聞いてくれたら、あなたをこの店で指名してもかまいません」
遼介「…何でもどうぞ」
梨佳「私にキスしてください!!
私が高橋さんの顔を二度と見れなくなるくらいに激しく!!」
(゚Д゚) ハア?
いきなり何を言い出すんですかこの女は? だいたい「高橋さんの顔を二度と見れなくなるくらい」とかほざいてますが、お前目が見えないんじゃないのか(w
「フフフ…そんなことできないわよね…
だってあなたは高橋さんのために
私を連れ戻そうとして、この店に来たんでしょ…」
と、何を勘違いしているのか、悪女がのたまいそうな事を口にしはじめる梨佳。しかし遼介は冗談が通じない男なので、ホントに梨家の唇を奪っちゃいます。梨佳もまさか本気でキスしてくるとは思わなかったのか、遼介のキスを思いっきり嫌がり、押しのけようとします。じゃあ初めからこんなこと言うなよ(w
どう考えても梨佳の自業自得なんですが、遼介のこの行動にアミバ様はブチ切れ。遼介のどてっぱらにケンカキックをお見舞いします。蹴りを放つアミバ様カコ(・∀・)イイ!!
「梨佳さんは冗談で言ったんだ…その区別すらつかないのか!?」
「その冗談を言わせたのはあんただろ…」
いくらアミバ様が煽ったとはいえ、一番悪いのはどう見ても梨佳なんですけどね。
さて、このままじゃ埒があかねえぜということで、アミバ様はある提案をします。
「梨佳さん、こういうのはどうでしょう…
次回、梨佳さんがここへ遊びに来る際
僕と遼介であなたにプレゼントをするというのは!?」
つまり、アミバ様と遼介で梨佳のためにプレゼントを用意し、どっちのプレゼントを気に行ってもらえるかの勝負!!というわけです。そして…。
●梨佳がアミバ様のプレゼントを気にいれば、遼介は即刻スナイパーを去る。
●遼介のプレゼントを気に入れば、アミバ様は梨佳から手を引く。
アミバ様からどうでしょうと問われると、梨佳は明後日ここに来るのでその時に渡してくれと返答。遼介もこの勝負を受けて立つと宣言。そしてアミバ様は遼介に退席を命じ、遼介は去っていきました。で、この時梨佳はどう思ったのかというと。
(遼介さん…あなたは早くロミオに戻らなきゃいけない…
私なんかにかまってちゃいけないの…
だから私はあなたのプレゼントは受け取れない…)
だったらむしろ逆に遼介のプレゼントを受けとりゃいいじゃん。まったく何にもわかって無いなあコイツは。ここまで頭がポカーンなヒロインだと、「覇王愛人」の秋野来実といい勝負ですよ。マジで(w
さて。勝負が決まった後、アミバ様が歌舞伎町を一人で歩いていると、携帯の着信が。電話の相手は梨佳を売り込もうとしていたソープ店のオーナーさんでした。まあ十中八九高橋先輩なんだろうけど(w
電話崎の相手はアミバ様に、注文していた女はまだかと催促を入れています。最初は「邪魔者が入って…」と丁寧に応対?していたアミバ様ですが、相手があんまりゴチャゴチャと文句を言ってくるので、ついブチ切れてしまいました。
「ゴチャゴチャ言うんじゃねえ!!貴様ごときが偉そうに口をきくな!!
あんたは黙って俺が女を連れて行くのを待ってりゃいいんだ!!
俺はやると言ったら必ずやる…
もしこれ以上文句をつけるんなら
この話は無しだ…他に持っていくぜ!?」
電話の相手もこのアミバ様の言動にビビってしまったのか、しぶしぶ納得。アミバ様が梨佳を連れてくるまで待つことにしました。そして電話を切ったアミバ様はタバコをふかしながら…。
(どいつもこいつも面倒くせえハエみたいだ…おとなしく黙ってろ…
最後は全て俺の思い通りになる!
所詮バカはみんな俺の手の中でしか生きられねえんだよ…!
遼介…お前もな…!!)
最後にアミバ様がビシッとカッコよく決めたところで、次週へつづく。