女衒の零(アミバ様)の虜となってしまった、高橋先輩の彼女・梨佳を救うため、遼介は思い切ってロミオを(1ヶ月だけ)退店し、アミバ様のいる「スナイパー」に入店してしまいました。
梨佳を連れて入店したアミバ様は、そこにいるはずの無い遼介がいるもんだから、驚きを隠せません。
「ふざけるんじゃねえ!!店長!!なんでコイツがこの店にいるんだ…!!
知らねえのか!コイツはロミオのNO.1 ホストの遼介だぞ!!
どうしてスナイパーに入店させる…!?こんなこと許されるわけが…」
声を荒げるアミバ様。すると…スナイパーの店長が現れて説明をし始めます……
って、ちょwww
ちょwwwなにこれwwwwww
どうやらこの人が「スナイパー」の店長みたいですが、どっからどう見ても全日本プロレスの武藤敬司にしか見えないんですが!! 確かにこのマンガには、エディ・マーフィーとかサッチーとか、やけに芸能人にそっくり過ぎるヤツが多数登場するのですが、ここで武藤かよ!!しかもホストクラブの店長役で(w どうして井上先生はこんな唐突に、スナイパーの店長のツラを武藤敬司そっくりにしようと考えたのでしょうか。まったくもって謎過ぎます。
そもそも井上先生や集英社は、ちゃんと肖像権とか断っているんですかと言いたくなりますが、しかし今週のヤンジャンを何度読み返してみても、どこにも「武藤敬司」および「全日本プロレス」の名前は載っていません。
ごめんなさい。
あんまりツッコミ過ぎてたら怒られてしまいました。
さて、そんな武藤店長(まだこの店長の名前は明かされていませんが、ツラがツラだけにこう表記させていただきます)の説明によると、ロミオの矢島オーナーの確認も取れているし、遼介に対する扱いや条件面は新人と同じでかまわない…と言うことで、最近売り上げが落ちているという店の立場から見ても悪い話ではないから…というわけです。
しかし、かつてはロミオのNO.1 ホストだった遼介も、ここでは新人の扱い。当然アミバ様は自分の先輩に当たるわけなんですが、遼介はアミバ様に対して平気で挑発を繰り返します。
「俺に(梨佳さんの)指名を奪られるのが怖いんですか?」
「俺が入ったからってスナイパーから逃げ出さないで下さいよ」
後輩の言葉遣いの悪さにカチンと来たアミバ様は、お客さんが見てる前で遼介のボディにパンチをお見舞い。アミバ流北斗神拳炸裂です。
「ホストの世界で上下関係は絶対だ…
言葉遣いには気をつけなきゃなあ…」
もっともです。まったくもってその通りですよアミバ様。でもアミバ様だってさっき店長に思いっきりタメ口使ってませんでしたっけ?そんな口の聞き方してたら、武藤店長からシャイニング・ウィザード食らっちゃいますよ(w
結局アミバ様は遼介に「(梨佳の)指名が取れるもんなら取ってみろ」と吐き捨てて、店の奥に移動していきました。そして遼介は武藤店長から、買い出しやらトイレの掃除などといった、ホストの下っ端がやるべき雑用をやるよう指示を受けるのでした。
まああの聖也さんも九州のホストクラブじゃ、便所掃除にいそしんでましたからねえ。残念ながら遼介が便所掃除しているシーンが無かったのがちょっと残念ですが。それとも次週以降見られるのかー?
さて、買い出しから帰ってきてワイシャツが汗まみれになったので、シャツを替えるために控え室に入る遼介。するとアミバ様とモメている遼介を心配してか、スナイパーのホストが声をかけてきました。
そのホストたちの口から、アミバ様が自分の客をソープに沈めているという事実を聞かされ、またこの店のホストの大半がアミバ様の取り巻きであること、またアミバ様はヤバい人間との着き合いもある…などなど、貴重な情報を聞くことが出来たのでした。
すると突然、武藤店長が遼介を呼び出します。
「遼介ヘルプだ!!零からのお呼びだ!!」
なんとアミバ様がわざわざ遼介をヘルプに指名!!これはアミバ様の罠なのか、それとも真っ向勝負を挑んできたのか…!?どっちなんだー!…というところで、つづく。