BYE BYE BUNCH

 屈辱er大河原上が今週のバンチで最終回となりました。これでバンチ市場には買ってまで読みたいほどのタイトルはなくなっちまったので、バンチを買うのは今週で最後かと思われます。よっぽどの事がない限り…。立ち読みは続ける予定ですが。
 まあせっかくなので最後ぐらいは全部の漫画についてふれてみようかねえ。

週刊コミックバンチ第36号


●Restore Garage 251
 うーん、タコウインナーがやけにいっぱい入りすぎでないかい?それにしても平瀬や夢次郎さんが来なかったら、あの女子アナは弁当どうするつもりだったんかなあ。


●週刊いとうタイムズ
 最後の二コマ…それはひょっとしてギャグでやってるのか?(AA略)。野中英次先生はこれは訴えてもいいと思う(w


●サムライ刑事
 うわあ…この漫画のことについて書くの何年ぶりかなあ(遠い目)。
さて、今週は女性の警官が初々しい女子高生に扮しておとりとなって電車内で痴漢を捕まえる…というもの。普通に考えりゃありえネーと言うか見た目でバレんだろーという事がまる分かりなわけですが、そこは人物の描きわけが出来ない春日先生だから無問題…!!って、いいのかそれで。 おまけに痴漢シーンも全然エロくないしなあ。これならまだまゆたん漫画のほうがマシですよ、マジで(w
 こんなんが100話以上も続いているところがバンチクオリティですな、いろんな意味で。


●内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎
 うーん…狙撃シーンを見るとどうしても「覇王愛人」の世界一腕の立つ殺し屋さんが浮かんじゃってしょうがない今日この頃(w


●Angel Heart
 「未来は自分で闘い変えてゆくもの!切り開くもの!」うーん、いい響きですねえ。某ゲームの富竹さんもこんな感じで生き残って欲しいよ、たまには(w
 しっかし、アニメ情報もったいぶりすぎだなあ。これでドッキリだったってオチはないですよね?


●ママめろん
ウィーと言えばやっぱりハンセンなワケでして(w


●ヴィクトリー
 うはあ。京極の特訓がなんかものすごい事になってるよ。このままだと御園生みたいにモジモジくんスーツを着かねない勢いだね、これじゃ(w それと会長たちのリアクションがいちいちオーバー過ぎて笑えます。
 この漫画はこのままゴルフ界のテニスの王子様路線を突き進んで欲しいですねえ、個人的には。それもアニメくらいに過剰に。隕石を飛び移りながらショットする京極とか、竜巻を引き起こす勝利とか…万一そんな展開になったらまたバンチ買い出すかもしれない(w


ブレイブ・ストーリー 〜新説〜
 107ページのミツルが女性に見えちゃう件について。うーん、なんかエロスです。それと漏れもライタみたいに皇女様にぎゅっと抱きしめられてえです(;´Д`)ハァハァ


●心に残るとっておきの話
 うーん、戦闘機が兵士を撃ち殺すシーンなんですが、松家先生が描くと戦闘機がラジコンみたいに見えちゃいますなあ。128ページの1コマ目とか、特に。それ以外はまあ悪くはないんですがね。
 この作品こそ、テーマによって何人かに漫画家さんを使い分けたほうがいいと思うんですがねえ。どうかと。


●スプラッシュ!
 うわあ…如月スポーツアカデミーは金かけてるなあ。月謝とかメチャクチャ高そうだよ(w 


●もず日和(読みきり)
 「変態親方」こと「名工のカタルシス」が個人的には大ヒットだった、小暮峰先生の読みきりです。バンチレビューは今週で最後にするつもりですけど、この人の漫画が読めるのがせめてもの救いかな(w 着物を剥ぎ取られ猫メシを犬食いさせられる変態プレイとか、やけに西洋スーツにソックリな人が出てきたりと、今回の漫画も突っ込みどころがたくさん。
 そして最後は感動的にビシッと締めてます。いやあ、いい話やねえ。正直この人はバンチにはもったいない気がします。他紙で頑張ってくんないかなあ(遠い目)


●日本国大統領 桜坂万太郎
 扉絵の黒幕さんの怒りの表情がなんだかイカします。初期の頃はあんな熱い人じゃなかったはずなんだけどなあ。もっとヨボヨボしてたはずだし。


●100兆の男
 なんかあの刑事の下っ端のほう、バウンティハンターにもいませんでしたっけ、似たようなの(w


●山下たろーくん 〜うみとそらの物語〜
 うーん、フータローとろくろーの描き分けがものすごく微妙だ。見分けつけるのが大変ですよ、パーツがほぼ一緒だから(w 野球のユニフォーム着てるから見た目一緒で余計に見分けがつきにくい・。でもそれがこせきクオリティ。


ゴッドサイダー セカンド
 生きてたけど植物人間状態だったロクサーヌ。でも、そんなヤツの上に勝手に乗っかって子供作っちゃうのはどうかと思いますが(w いいのかセリーナの母ちゃん!!


●新バイオレンスジャック(最終第八話…らしい)
 うわ…今回でまたしばらく休載ですか。まあバンチの事ですからこのまま「続きは単行本で!」というオチもありえそうで怖いですが(w

 というわけで今週でしばらくお休みな同作品ですが、最後の最後でサーラのレイープシーンキタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!! で、レイープされたサーラが全裸で貼り付けになっちったわけですが、なんか股間に刀があるよ!!これが永井豪御大ならではと言ったところでしょうか。ギャグにしか見えんけど(w


●ホテルココナッツ(最終回)
 ええっ。この漫画もう終わりかよ!!10週すら持たなかったなんて!!結局、映画「非武装地帯」とはなんら関連性のありそうな描写がないまま終わったよ!!コネ漫画以外には非常に厳しいバンチならではの壮絶な打ち切りっぷりですな。
 しっかし、結局この漫画は何を読者に伝えたかったのか、よく分からんまま突き抜けちゃったなあ…ある意味ユートの最終回よりひどいや(w 最後のページの煽り文句にはには「ペ先生の次回作にご期待ください」とか書いてあるけど、多分このままフェードアウトしそうな予感。


屈辱er大河原上(最終回)
 気がつけばバンチで三番目に長く続いたこの作品も、今週でついにお別れ。ひとつの時代が終わったって感じかなあ。これでK・TOZAWAも何の未練を残すことなく、バンチ立ち読み派に回れます(w

 最終回。大河原上に娘が誕生します。娘の名前を命名できたこと以外はすべて屈辱だったり、祝い金でいろんな懐かしい人(マナー教室の人とか)から屈辱を受けたりと、途中まではいつもの坂本タクマ先生らしい流れに。それにしてもスーツ姿のツボ師は全然似合わないなあ。
 しかし、ラストの1ページで急展開!!

「就職の面接など屈辱の極みだが、しかし…この子が将来屈辱を感じるのはさらなる屈辱、だから―――」

 と言って、大河原上は可愛い娘の将来のために就職することを決意する…のです。
 やべえ、このシーンを読んで思わずジーンと来ましたよ。カコ(・∀・)イイ!! じゃないか大河原上!!一家の大黒柱になった責任感がにじみ出ていて非常にグッドです。今まで自分本位で生きてきた男が、初めて他人の為に生きる事を決意。いやあ、ええ話や…。まさかこの漫画で感動しちゃうとは思わなかったよ。「心に残る取っておきの話」の100倍はジーンと来たよ。感動した!!
 まあ大河原上は芸人になる前はニート同然の生活を送ってたわけですから、連載初期の頃から読んでいる読者としては、良くぞここまで言うようになったんだなあ。としみじみ。まあ最後のオチは面接会場で屈辱を受けてブチ切れて椅子を振り回すと言う、いつもの大河原上らしかったですが、これはこれでいいでしょう。
 最後になりましたが、坂本タクマ先生には声を大にして「お疲れ様でした」と言ってあげたいですな。あとは単行本がちゃーんと最後まで収録されて、発売される事を祈るのみですよ。ええ。