エロティカの女オーナー・北村美紀をドライブに誘うため、遼介が買った車…。それはフォルクスワーゲンのビートルでした。メーカー希望小売価格が200〜300万円程度だそうで。歌舞伎町で5本の指に入るホストクラブのナンバーワンが持つにはちょっと安すぎるような気がしますが、下手にカウンタックLP400を買っちゃうよりはまだマシでしょうか。まあ遼介のことですから、どっかの金持ちじーさんから250万円で譲り受けた!!とか、本気でなりそうで怖いのですが(w
そして、仕事を終えてエロティカから出てきた女オーナーを、遼介はドライブに誘うのでした。最初は乗り気じゃなかった女オーナーですが、遼介のプッシュに飲まれたのか、渋々誘いを受けるのでした。
で、このビートルですが…明らかにコピーされまくり!! 拡大・縮小・反転コピーのオンパレードだよ!!そして、時々右ハンドルなのか左ハンドルなのかがごっちゃになってたり、お前ら2人ともシートベルトしろよとか、イロイロ突っ込みどころは満載なのですが、一番突っ込まないといけないのは、201ページの3コマ目と、210ページの5コマ目。明らかに人が乗ってないんですが車が走っちゃってます。なんですかコレは!?超常現象か何かですかー?それとも何ですか、オヤシロ様の祟りですかー!?(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
しかし、遼介は人をドライブに誘っておきながら、普段はバイクにしか乗ってないので、車の運転があぶなっかしいったらありゃしません。挙句の果てには「四輪を運転するのはほぼ初めて」とかほざいてます。命知らずにもほどがあるよママン!!つーか遼介の場合、ちゃんと自動車保険に加入しているかどうかも疑わしいのですが(w
そんなヤツに運転なんかさせられるかー!!と、女オーナーが代わりに運転をすることに。しかしそんな彼女もからっきしのペーパードライバーでした。まあそこまではよくある話?なのですが…。
極度の前傾姿勢での運転!!そしてメガネ着用!!
なんなんだこの萌え展開は…!?「美紀たんはツンツンしてばっかりだからここで運転が苦手なんだと言う弱いところを見せて男性読者のハートをギュっとつかんじゃえ、てへっ♪」という、倉科先生の策略なのでしょうか!?メガネっ子にすれば人気が上がるだろうと言う浅はかな考えが想像できて、なーんかアレです。つーか「わー太」や「タカマル」ならともかく、夜王でこんな萌え展開を見せられても、もはやそれはギャグにしか見えないのですが(w
そんなこんなで車は海の見えるところまでやってきます。すると女オーナーはいきなり…。
「さあ、砂浜に出て裸足になるわよ!!」
なんかもうノリノリだよ美紀たん!!最初はものすごく仕方ないなあ、みたいな感じでドライブに付き合ってたくせに、自分からこんなこと言い出すとは(w そして遼介と女オーナーは、砂浜でロックンロールを踊るのでした(爆)
そしてロックンロールを踊り疲れたのか、遼介のひざの上でウトウトと眠りに落ちる女オーナー。しかしこの日彼女は、エロティカの「あのお方」(たぶんジャニー喜多川っぽいやつだと思われます)と食事会の約束をしていました。案の定すっぽかしかける女オーナー。エロティカの店長・南谷が、ジャニーに詫びの電話を入れてますが、「youは今夜僕とお食事ね」と約束をしていたジャニーは「漏れを一時間も待たせるとは偉くなったもんだな(゜Д゜)ゴルァ!」とすっかりお怒りに。で、慌てて車を飛ばしてエロティカに戻った女オーナーは、遼介にドライブに連れてってもらったお礼と、改めてロミオを潰すと言う目的を告げ、エロティカの店内に消えるのでした…と言うところで、つづく。