「comic baton」

 今度は羽鳥蝉丸さん(id:hatorisemimaru)より、「comic baton」なるものが回ってきましたよ。まあ音楽と来てゲームと来て、コミックだったらすらすら書けるのになあ…なーんて思ってたらホントに来ちゃうとは(w


■概要

日本のブログに端を発する、漫画に関する企画。
漫画に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、
自分のサイト上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。

■質問

Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)
Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)
The last comic I bought (最後に買った漫画)
Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me
(よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)
Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5名)


 ↑だそうです。じゃあ書いてみますかねえ。


Total volume of comic on my Bookshelf(本棚に入ってる漫画単行本の冊数)

 えーと、今いるうちの部屋、狭くて本棚なんてないんですが何か(爆)
まあでも今あるコミックスを脳内で確実にあるものが分かる物だけでもざっと数えてみると…。


北斗の拳(文庫本サイズで15巻)
ガウガウわー太(全11巻+梅たんサイン入り3巻)
完全版野望の王国(全9巻)
天からトルテ!(全14巻)
たかまれ!タカマル(1〜7巻)
屈辱er大河原上(バンチコミックスから発売の1巻+三才ブックスから発売の1〜2巻)
幕張(全9巻)
DEATH NOTE(1〜6巻)
武装錬金(1〜7巻)
男たちの好日(全4巻)
覇王愛人(全9巻)
ラブセレブ(1〜2巻)
ワイルドリーガー(1〜8,10巻)
熱球時代(全1巻)
火の球(1巻)
虹色のウサギ(全3巻)
夜王(1〜9巻)
カウンタック(1〜2巻+梅さんサイン入り2巻)
SWORD BREAKER(全2巻)
LIVE(全1巻)
ロケットでつきぬけろ!(全1巻)
NUMBER 10(全1巻)
純情パイン(全1巻)
少年エスパーねじめ(全2巻)
アイドル地獄変(全1巻)
ナポレオン 獅子の時代(1〜3巻)
ハングリーハート(1〜5巻)

 この他にも快感フレーズとか蒼天の拳とか満腹ボクサー徳川とか黒蘭とかBOYとか無頼男とかキャプ翼2002とかがいくつかあるので、全部で150冊以上はあるんじゃないかな…かな?


Comic thought to be interesting now(今面白い漫画)

 現在、本屋さんで雑誌を買ったり、を立ち読みして面白いなあと感じるものは…。

うーん、このへんかなあ。最近は木多先生の新連載「喧嘩商売」に期待。


The last comic I bought (最後に買った漫画)

 最後に買ったのは…ええと、たしか「たかまれ!タカマル」の第7巻かな。


Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me(よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画)

 まあアレだ、5つに絞りきること自体かなりの苦労なんですが…。「夜王」も「ワイルドリーガー」も「ガウガウわー太」もおすすめしたいよう….でも今回は涙をのんでこの5つに絞らせていただきました。

 やっぱりこの作品は外せません。漢たちの熱い生き様をこの作品によって刷り込まれたものです。ケンシロウもカッコいいけれど、個人的には拳王様と聖帝サウザーがお気に入りであります。もちろんハート様やジャギ様にアミバ様、ウイグル獄長も大好きなのですが(w
 ちなみに原センセもなかなかロックなシーンを描いていました。火炎放射器を市民に向けて「汚物は消毒だー!!」の人とか、拳王侵攻隊の人たちがやらせていた灼熱のダンスとか、拳王様に瞬殺されちゃった風のヒューイとか、「人を殺したあとは小便がしたくなる!!」の名言を残したフォックスとか…。ある意味梅さんのロックに通じるものがある…のかも(w
 ぜひとも目を通して欲しい作品です。

 この漫画も無駄に熱くてカッコよく、しかしそれでいて狡猾でどす黒い(w そんな作品。相当古い作品なのですが、21世紀の今となっても、その世界観はなんら色あせることはありません。
 主人公は東大卒の橘征五郎と片岡仁なのですが、むしろ目立っていたのは征五郎の兄で神奈川有数の暴力団「橘組」組長の橘征二郎と、川崎中央署署長の柿崎憲のふたりでした。特にカッキーこと柿崎憲は赤寺という巨漢の男にレイープされようが、警察署長の座から一転犯罪者に身を落とそうが、それでも這い上がってくるとんでもない執念の持ち主。一方征二郎兄さんもカッキーに留置所で拘留され、毒入りの食事を盛られたりして死に掛けの状態になりながらも、自らのションベンを飲んで飢えのしのぎきったとんでもない漢です。この2人の熱いバトルが最高すぎ!!最終巻で征二郎兄さんとカッキーが披露する壮絶などつき合いは、「北斗の拳」でのケンシロウと拳王様のラストバトルに匹敵する、壮絶かつ熱いバトルでした。
 他にも宗教で人を支配しようとしていた白川天星(某宗教団体を彷彿とさせてしまいます)、怖いおっさんなのに犬マニアだというどこか憎めないおやっさん・疋矢繁とか、魅力的なキャラクターばかり。彼らが織り成すドラマの果てにあるものは…!?
 これもぜひとも目を通してもらいたい作品です。

 現在当HPに来る人の割合がとんでもなく多い作品(w お股パカーンに間違ったライフルの持ち方の世界一の殺し屋にへっぽこカンフーにフォモロンの嫉妬…。いやー、ここまでネタ要素満載だとむしろ痛快ですらあります。これがまゆたんの真の才能ってヤツ…でしょうか。
 この漫画をギャグ漫画として楽しく読むことが出来れば、「夜王」「テニスの王子様」「虹色のウサギ」「日本国大統領桜坂満太郎」あたりも楽しめる…かも(w

 雷覇斬!!スカルドラゴーラ!!魔城ガッデム!!デストローイ!!(←違う)
 当HPが大きく軌道に乗るきっかけとなった作品。この作品のおかげでアバル信徒という名の多くのネット友人が出来ました。
 簡単に説明すれば16話で打ち切られた作品…でしかないのですが、どこか間違った方向にロックしちゃってるファンタジー漫画として多くの人の心をつかみました。今にして思えば、同時期に始まった新連載が「アイシールド21」だったというのが…相手が悪かったなあ(w
 あの頃の熱狂的なソドブレブームは、かつて「男たちの好日」が作り出したカジメリステンブームに近いものがありました。信徒たちが狂ったようにイラストを描いて、ゲームを作って、歌を作って、FLASHを作って…などなど。
 梅さんにはぜひともまたファンタジーモノに挑戦してもらいたいなあ…と思ってしまったり(w

 当HPを立ち上げるきっかけとなった作品であり自分の原点…ともいえる作品。個人的には「北斗の拳」「野望の王国」クラスに匹敵する名作じゃないかと思ってます。
 特にながい先生オリジナルキャラである、「西洋スーツの男」が熱すぎ!!カッキーや拳王様に匹敵するほどの悪のカリスマっぷりを披露しました。
 一見してネタ漫画の側面を見せつつも(それでもネタ漫画としても、とてつもない破壊力なのですが)、70〜80年代のジャンプ漫画に匹敵する熱すぎる展開、古臭いながらも丁寧に描かれたながい先生の作柄、そして原作があるにもかかわらずどんどん暴走してしまうながい先生の生み出すオリジナリティあふれる破天荒なストーリーは、次第に多くの読者の心をつかみ、2ちゃんねるのカジメスレで大反響。カジメリステン(由来は同誌に読みきりで掲載された「せんせい・城山三郎編」(男たちの好日原作者)に出てきた「ゼミナリステン」という単語から)という名の熱狂的ファンを生み出しました。
 カジメリステンは狂ったようにコラージュ漫画やFLASHを作ったり、男たちの好日を称えるサイトを作ったり、特徴的な擬音のみでネタバレをして展開を予想する祇園祭なるものを生み出して、大盛り上がりを見せていました。ジャンプならともかく、コミックバンチという一介の青年誌の環境下ではまさに異例中の異例…だったのかも(w とにかくとてつもないムーブメントを引き起こしていました。
 ちなみにK・TOZAWAも連載中盤あたりという、かなり遅くではありましたがこの作品の魅力に目覚め、「西洋スーツの名無しさん@カジメリステン」というコテハンでカジメスレに入り浸り、大日本かじめ焼き連合なるものに加盟しました(45番が自分)。今にして思うとこの時のメンバーはとんでもない人たちばっかりだったなあ…9年前の武鉄レッドソックスに匹敵する黄金メンバーだよ(w
 しかしそんな男たちの好日も第44話で何の前触れもなく突然の打ち切り。せっかくダム編が無事に終わって打ち切りが回避されたんじゃー!と、大喜びし、まさにこれから…という、その矢先のことでした。すべてのカジメリステンたちは突然の祭りの終焉に深い悲しみを覚え、コアミックスに対して深い怒りを禁じえませんでした。連載復活を求めるネットでの署名運動では300人近くの人が集まっておりました…。

 うーん、途中から漫画と関係のないことをつらつらと書いてしまいました。当時祭りに参加していた者としてついつい熱く語っちゃったのですよ。打ち切られた当時のカジメスレを読み返すと今でも泣ける…ウワァァン・゜・(ノД‘)・゜・
 そんなわけで、機会があればぜひとも目を通して欲しい作品です。


Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)

 うーん、弱った。もう回す人がなかなか思いつかなひ…。ええい、今回はこの人たちに回しちゃえ!!
 
スコーピオンさん http://sakanoue.web.infoseek.co.jp/
架神恭介さん http://dansyaku.cagami.net/
高円寺Qさん (id:SHELTER
カルネアデスさん http://www20.big.or.jp/~karune/gate.htm
銀次さん http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ginjy/INDEX.HTML

 例によってバトンを受け取るも受け取らないも自由ですよー。ということで。