(20200203) 彼岸島 48日後… 第231話「たけし」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



雅の息子の1人「蟲の王」がいるという国会議事堂へ向かう明さん一行。そこで遭遇した自衛隊と共闘する事になるのですが、国会議事堂には突然変異した吸血鬼がウヨウヨいることが判明。明さんたちは奴らが潜む大穴…地下から潜入し、国会議事堂を奪還する計画を立てるのでした。





「たけし」ってなんだよ!!



ちくしょうなんてこった!どういうことだよ!!こんなわけのわかんねェ、クソみてェな副題付けやがって…!
こんなモンつけられたら、続きが気になっちまうじゃねェか…!!



前半は、決戦の時(翌朝午前6時)に備えて、明さんたちに寝床と食料が用意されるシーンが中心。
しかしこの食料、実は小隊長の3日分の食事である事が判明します。

小隊長「私はしばらく飯抜きになるが、あなたたちが元気になるほうが大切だ。遠慮なく喰ってくれ」


お腹の音を鳴らし、お腹を手で押さえつつも、助っ人のために自らの食事を差し出す…カッコいいぜ小隊長(′・ω・`)
しかしそんな事とは露知らず、部屋の向こうで「うめェぞ明!!喰わねェならお前の分ももらうぞ!!」などと言いながらムシャムシャ飯を食らいまくるクソハゲェ!てめェ空気読みやがれよちくしょう!!



そのクソハゲが「アイツとだけは仲良くなれん」と腹を立ててるのが、連隊長の後ろで車いすをひいて、偉そうな命令口調で自分たちを民間人呼ばわりしている、つり目の男。

そのつり目の男が、なぜか佐吉が手当てを受けている病室を訪れ、2人っきりにさせてくれと勝っちゃんを部屋から追い出します。そして…。

つり目「少しでいいからボウズ、動かないでもらえるか?」


お…お前まさか…そっちの気があるショタホモなのか…(((((( ;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
ただでさえ佐吉は上野の牢屋でオッサンにケツを掘られそうになってたのに!やべぇよやべぇよ…!!






つり目「たけし…たけし…ごめんな…
守ってやれなくてごめん…父さんを許してくれ…」


ここで、つり目には妻と「たけし」という名の息子がいて、半年前に吸血鬼に殺されたという、悲しい過去が判明します。



あー。今回のタイトル「たけし」って、そういう意味なのね。
てっきり「蟲の王」の本名が「たけし」なのかと思って、一瞬期待しちまったじゃねェか(′・ω・`)
佐吉の外見が息子のたけしにソックリだったので、情が爆発しちゃったということか。


しかしそれと同時に思うことは…間違いなくこのつり目死んだな!!
コロナウイルス先生ェのことだから、こういうエピソードを付けたヤツは容赦なくぶっ殺すに違いねェ!
下手したら、さっき明さんたちに食料を分け与えた小隊長ですら、殺しちまうかもしれねェ…。
アイツはいいヤツだから、最後まで生き残って明さんのパーティ入りして欲しいぐらいなんだけどなあ。つれェなあ…。



そして翌朝。遂に明さんたちは作戦決行のために大穴へ向かう…!!


しかし最終ページのコマをよーく見ると、勝っちゃん、ネズミやユカポンあたりの姿が。
一緒について行ってるみたいですが…、自衛隊員すら命の保証がない現場に、今更コイツ等を連れてっても、足手まといになる未来しか見えねェ…!
こいつらは超能力を持ったエスパーでもない、修羅場をくぐったクソガキと、ただのウンコ漏らしゲス野郎と、アナルまで開発された元アイドルなのに。
まったく、リングフィットアドベンチャー先生ェがRPG脳のせいで、こいつらも危険になっちまうから、ちくしょう!!