(20190209) 彼岸島 48日後… 第191話「カッター」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


姑獲鳥(うぶめ)に囚われた勝っちゃんが上野で壮絶な生活を送っているなか、そんな勝っちゃんを救い出すため、筏で上野へ向かう明さん一行。
途中で立ち寄った邪鬼「クソ喰い爺」に勝っちゃんらしきヤツが捕まっているっぽいので、最低最悪に下品な相手に戦いを挑むも、一度は敗北し、無理矢理全裸にされて、無理矢理ゲロを食わされ脱糞するなど、敗北感を味わった明さん。しかしなんとか自力で脱出し、仲間達の頑張りで義手も戻り、ついにクソ喰い爺を倒した…!



やったぜ。ついにクソ喰い爺をぶっ頃したぜ。いやあ下品極まりない最悪な相手だった…。
しかし、邪鬼は生命力が強いからまだ安心できねェという事で、明さんは1人クソ喰い爺にとどめを刺しに行くと言い出します。







明さんやりすぎィ!!


明らかにオーバーキルだと思うんですが、まあこれはアレですよ。無理矢理服をひん剥かれ全裸にされて、無理矢理ゲロを食わされた挙句、脱糞させられるという恥辱を味わったのですから、明さんも内心すげェムカついていたんでしょう。ついついムキになっちゃうのも仕方が無い。



その間、クソ喰い爺に捕まっていた人間達を、次々に解放していく鮫島様。そしてついに、明さんの名前を読んで助けを求めていた、勝っちゃんらしき子供を見つけます。待ってろ勝次、今助け出してやるからな…!






誰だお前!?



なんだこのクソガキ!ブチャラティみたいなぱっつんヘアーなんかにしやがって!
アナザー野原ひろし、アナザーかばんちゃんに続いて、アナザー勝っちゃんまで出てきやがった…!
ちくしょうタイムジャッカーのヤロウぜってェ許さねェ!







まあ、明さん達は知る由もありませんが、我々読者は上野のどこぞの牢獄で、臭い飯をムシャムシャ食ってる、本物の勝っちゃんを目撃していますからね。こんなところに本物の勝っちゃんが居るわけがないんだって、分かってたはずなのに…。
でも、やっぱりニセモノだとわかるとガッカリ感が半端ねェ…。

鮫島様「ちきしょう、こんなにボロボロになってまで必死で…
クソ喰い爺との戦いはなんだったんだ…とんだ無駄骨じゃねェか…」


このクソハゲのセリフは、多くの読者の気持ちを代弁するかのようですなあ(′・ω・`)
仮面ライダージオウ先生ェは「これで連載引き伸ばしが出来たぜグヘヘヘヘ」とか思ってそうですが。



まあ、勝っちゃんはいなかったけど、多くの人間を助けたからいっか。じゃあとっとと上野に行くぜーとなった明さん一行ですが、するとここで、さっきのアナザー勝っちゃんが話しかけてきました。
なんとコイツ、一時期本物の勝っちゃんと一緒に居て、勝っちゃんを兄貴分と呼び、帽子も貰ったとか言ってやがる!
あれ?でも姑獲鳥(うぶめ)が勝っちゃんを連れ帰る際、なんか鳥かごみたいなオリの中に、勝っちゃん入れてませんでしたっけ…?
たぶん荒野行動先生ェのことだから、そんな事は素で忘れちゃったのでしょう(′・ω・`)



「勝次さんに会いに来たんだろう明、俺案内するよ」と言い出し、こうして、アナザー勝っちゃんが明さんパーティーに加わりました。
アナザーキャラと行動を共にするなんて、どこのけものフレンズ2だよ、ちくしょう!