(20181001) 彼岸島 48日後… 第176話「一時保存」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


ついに東京の池袋に到着。しかし地上に出ると一面が水浸し!そこで出会ったアイドルの由香(ゆかぽん)から、池袋は国連軍から空爆を受けたこと、そして先へ進むためのがあるよと言われ、荒廃したサンジョインビルで、ゆかぽんファン達が持っていた筏をゲット。明さんたちはコイツで雅の野郎が待つ上野へと向か…おうとしたら、邪鬼・眠り女が目を覚ます…!明さん達は知恵を絞って眠り女のテリトリーからこっそりと脱出することに成功。勝っちゃんが囚われている上野へ向かう…!



今週からは新展開。明さん達が池袋ですったもんだしてる頃、姑獲鳥(うぶめ)によって上野で囚われの身となった勝っちゃん(小4のショタ)がどうしているのかが描かれています。
まあ人質とはいえ、明さんの身代わりとして連れて行かれたんだし、それなりに丁重な扱いを受けてるんじゃね…などといった事は全然なく、捕まった多くの人間達と一緒に、全裸で牢屋に入れられ、吸血鬼どもから酷ェ扱いを受けてやがる!


勝っちゃん自身は、姑獲鳥(うぶめ)からなんか言われてるのか、ただ監禁してるだけみてェですが、他の奴らは時期が来たら牢屋からどっかに連れ出され(多分吸血椅子か吸血樽にでも入れられてるのでしょう)、いつ次は自分の番が来るのかと、戦々恐々とするばかり。


食事は3日に一度しか与えられてねえらしく、しかも…。






豚汁なんて上等なものを食わせてくれるわけもなく、この料理なんか臭ェし、おまけに、このコマには描かれてねェけど、ネズミの頭やらゴキブリやらムカデやら、やべェ物ばかり入ってやがる!
ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの失敗した料理の方が、まだマシに思えるぐらいのゲテモノじゃねェか、ちくしょう!


でもこんなモノですら、この囚われた人間にとっては3日に1度与えられる貴重な栄養源。みんな我先へとケモノの様にゲテモノ料理にむらがり、手づかみでむしゃむしゃ。
勝っちゃんも何のためらいもなくゲテモノ料理を口にして「大丈夫だよ、初めは強烈な下痢になるけど、すぐに慣れるよ」などとケロッとした表情で言い出す始末。
ちくしょう、育ち盛りの小4に、なんてモノ食わせやがるんだ…!即落ち2コマで野菜食ってた頃が懐かしいェ…!



全く先の見えない未来で、人間達は、ただ死を待つだけの日々。
恐怖のあまりウンコを食いだすヤツが出てきたり、捕まって来たカップルの女をみんなでチ●ポパーティーしだしたりと、もう阿鼻叫喚の地獄絵図みたいなことに。
それにしてもダニエル・ガルシア先生ェはこう言うレイプ描写がムダに上手ェのが、何か腹立つぜ…。
しかも最近は、新展開を迎えるたびに、しょっぱなから胸糞悪いエロ展開に持ち込むことが多いから、ほんとたちが悪いェ…。







おいおい、勝っちゃんがちょっと悪落ちしかかってるじゃねェか!
いくら命の保障はされているとはいえ、こんな劣悪な環境にいつまでもいたのでは、このままじゃ勝っちゃんの精神が持たねェ!
明さん、早く来てくれー!!


まあ、逆にここまで平静を保てている時点でも、十分強メンタルの持ち主では有るんだよなあ。勝っちゃんは。
どう考えてもメンタルだけなら、明さんより凄ェんじゃねェかなあ(′・ω・`)