(20180514) 彼岸島 48日後… 第161話「水」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


ついに東京へと到着した明さん一行。東京には雅の息子と呼ばれる5人のアマルガムが居ることが判明し、そしてその一人「姑獲鳥」(うぶめ)が明さんたちを襲撃。激しい戦いの末に明さんは途中で力尽き、姑獲鳥は勝っちゃんを人質に取り、上野へと引き上げてしまったのでした。
その後、疲れからか寝込んでしまった明さんの替わりに、食料調達のために氷川台に向かうことになった鮫島様・精二・ネズミの3人。たどり着いた氷川台駅の人間達から、自分達の替わりに吸血蚊ゾーンを通り抜けて食料を取って来ることになった鮫島様と精ニですが、地上で食料をゲットし少し休んでいると…なんと向こうから雅の姿が!



やべえよやべえよ…。なんでか全くわからねェけど、こんなへんぴなポイントで、唐突にラスボスとエンカウントしちまった…!!
雅の野郎、金剛様以上の威圧感に押され、足が震えて何も出来ない鮫島様たちをよそに、どんどんコッチに、池のほうに近づいてきやがる…。
ちくしょう、せっかく食料調達ミッションが成功したかと思ったのに、鮫島様たちの命運もココまでか…?












ええ…(困惑)


おいおいおい…お前何なんだ本当に!!鮫島様達には目もくれず、池の水をゴクゴク飲んだ後、何事も無かったかのように普通に帰りやがったぞ…!


ひょっとしてこの池の水には、吸血鬼にとって、健康やら美肌やらに、とても効果の有る成分とかが含まれている可能性が…でもそんなの部下に汲ませに行かせればすむ話だしなあ。わざわざ自ら来る必要性なんて、これっぽっちも感じねェ…。
ほんとこのラスボス、何考えてるんだからまったくわからねェから、先読みが出来ねェ!!



…ま、まあよくわかんないまんまですが、こうして危機は去りました。足の震えが止まらねェとか心臓がバックバック高鳴りして、完全に圧倒されていた鮫島様。ここで素直に帰るのかと思いきや…。

鮫島様「今を逃したら、この広い東京の中、もう出会えねェかもしれねェ
クソ怖ェけど仕方ねェ、あの男をつけていく」


おいバカやめろクソハゲェ!!
あの明さんですら「最後の47日間」の終盤で、lマサの野郎を後ろから不意打ちしようと試みたものの、失敗して片腕ぶった斬られたというのに、お前ごときが行って勝てるわけがねェ!!
しかし、精ニの制止を振り切って「お前先に帰ってろ」と言い残して、うわあ本当にストーキングし始めちまったよこのハゲ…。


こうして闇夜の中、ラスボスの後をこっそりとストーキング開始。
鮫島様の手には、そこらへんの死体が持っていたショボいナイフ1本のみ。まあ無いよりはマシかもしれませんが、心細い事この上ねェ!
こんな時にせめて丸太があれば…はさておき、暗闇の周りでは吸血鬼が人間の血を吸ってるのか、人間たちの助け声が漏れてきてたりと、まるでホラー漫画みたいな展開ですね!

え?この漫画は元々ホラー漫画だろいい加減にしろ!ですって?知らんな。


こうして鮫島様の死亡フラグが120%ぐらいになっちまってクソやべェことになっちまいそうですが、つづく。