(20180305) 彼岸島 48日後… 第153話「真っ二つ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!


明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟・精二を救出し、精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行くことに。
 たどり着いた先は地下鉄の駅。そこに居た人間達から、東京には雅の息子と呼ばれる5人のアマルガムが居ることが判明。さらにその夜、5人の息子の一人「姑獲鳥」(うぶめ)が明さんたちを襲撃してきやがったので、明さんは醜悪な邪鬼「妙子」の元まで誘い込んで、三つ巴の戦いに持ち込みますが…姑獲鳥の強烈なキックを食らって明さんがダウン!更にそこへ妙子がブン投げられ、誰もが明さんの死を確信した次の瞬間…妙子を真っ二つにして明さんが立ち上がった!!



うおおおお…!凄ェ、凄ェよ明さん!!
あれだけ生存が絶望視されている状況から、すくっと立ち上がってきやがったあ!ちょっと普通に感動しちまったじゃねェか!
クソ鳥の野郎なんて、ちょっと武者震いまでしてやがる!


とはいえ流石の明さんも、今回は立ってるのがやっとらしく、攻撃できるのはあと1回。それを見抜いたのか、姑獲鳥の野郎がダッシュして飛び掛ってきやがった…!





…まあ結論から言いますと、明さんは最後の一撃で姑獲鳥の三つ又の矛をへし折ったものの、ダメージは与えられず、そのままマウントポジションを取られる格好に。その気になれば、このままくちばしアタックで、明さんをぶっ殺せそうではありますが…。


あー、こりゃ多分アレだ。姑獲鳥の野郎が「今日はこのぐらいにしといてやる」とか言って、水入りになるパターンだ!
きっとそうに違いねェ。さっきの武者震いが伏線ってやつですねわかります。

スポールバン先生ェも、連載を引き伸ばすことが出来るから、こいつぁ一石二鳥だぜ!とか思ってるに違いねェ!
…まあ、このままアッサリ殺しちゃうのも、それはそれでおもしろそうであはありますが。



ところで、『彼岸島X-特別編-』と『CR彼岸島 ラップver』の公開を記念して彼岸島X』第1話「丸太」本編素材が、ニコニ・コモンズにて無料公開されちまったとか。



prtimes.jp


おまけに種類が妙に豊富で、BGM・効果音・字幕の有り無しで8パターンぐらい用意されてる上に、台本までアップされているというきめ細かさ。
まるで「コイツを使って自由にアフレコしやがれ」と言わんばかりの至れり尽くせりっぷりだ。



すげェ素材!!何個も!!



挙句の果てにはサンプル例として、彼岸島X」の監督自らが声をアテレコした動画まで公開しやがった!!
(いったい誰得なのかはさて置いて)






この監督、声量が圧倒的に足りねェから、ちくしょう!!