(20180221)キャプテン翼 ライジングサン 第68話 吉良監督の狙い

【今週の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本の準々決勝の相手は、Jrユース決勝の相手だったドイツ。
キックオフ直後こそシュナイダーにシュートを撃たれたものの、その後はゴール前をがっちりと固めるドイツに対し、吉良監督の“ロングシュートの嵐作戦”により、遠目から積極的にシュートを撃っていく日本。左手を負傷しているミューラーがことごとくシュートを防ぐものの、試合の主導権は完全に日本が握っている状況に。
これに対し、シュートを受け続けることによりミューラーの左手が破壊されるのではと心配なドイツは、遠目からのシュートを撃たせない守備陣系に変更。ゴール前にスペースが生まれたことにより、翼と岬は新・合体技を使う機会を虎視眈々と狙うのであった。

今週は、吉良監督の“ロングシュートの嵐作戦”により、松山のイーグルショットに早田のカミソリシュート、三杉のドライブシュートが飛び出す、必殺シュートのバーゲンセール状態に。まあ、ド派手な必殺シュートがいっぱい拝めるわけですから、読者的には、読んでて楽しい気分にはなれるってわけですな。



しかしこの、キーパーの消耗を狙って必殺シュートを打ちまくるこの展開…現在アプリで配信されている「キャプテン翼 たたかえドリームチーム」の対人戦における戦法と全く同じじゃないか(困惑)*1
ちょうどこのゲームをやってるからってのもありますが、なんだか妙に生々しく思えてきちゃいます。いいんだか悪いんだか別として。



…まあそれはともかく、相手が怪我してるので弱点を付くべく体力を消耗させる作戦って、スポーツ漫画だと、どっちかというと相手チームがやるような作戦ですよね…。それをこっちがやっちゃうのか…。
新鮮といえば新鮮ではありますが…日本したたか過ぎィ!
シュナイダーたち前線のドイツの選手達は、もうぜんぜんボールが回ってこないってのもあって、これじゃあ、まるでドイツの方が主人公チームに見えてきちゃうぞ(困惑)



それにしても、アジア最終予選(GOLDEN23)で、(海外組不在だったとはいえ)サウジやオージーに苦戦してた日本が、ポールポゼッションでドイツを圧倒してるってのも、なんだかもの凄い展開っすね…。
そりゃ、翼が居るか居ないかで明らかに別のチームになっちゃうとはいえ(′・ω・`)



とりあえず、翼と岬の合体技を見せたら、ドイツ戦がダイジェスト扱いになるというひどい展開だけは勘弁してくださいオナシャス!




*1:必殺シュートを打ちまくる事でGKのスタミナを消耗させ、必殺セーブが使えなくなるまで枯渇させた状態で得点を奪うという作戦。