(20171206)キャプテン翼 ライジングサン 第63話 フィールドの悪魔

【今週の要約】


マドリッドオリンピック・サッカー男子はいよいよ決勝トーナメントに突入。日本とドイツの面々がホテルのロビーでTV観戦している試合は、勝ったほうが準決勝の対戦相手となる、スペインーメキシコ戦。しかしスペイン有利の下馬評とは裏腹に、FWで先発出場したエスパダスの2ゴールでメキシコがリードし前半を終える。
一方その頃試合をTV観戦せず新技の開発に余念がなかった翼と岬は、石崎の協力もあり、ついに新技を完成させることに成功。意気揚々とホテルに引き返すと、そこで待っていたのは、ミカエルのダブルハットトリックにより、6−2でスペインが勝利したという知らせだった。
スペインの街がミカエルの大活躍によってお祭り騒ぎとなった翌日、ついに日本vsドイツ戦が行われることになるのだった。

うーむ…。今回はなんと言うか、読み終わった後、乾いた笑いしか出なかった(′・ω・`)
前半の、翼と岬が新必殺シュートを編み出すシーンはまあ普通に読めるのですよ。問題はその後。
なんと2−6でメキシコ大敗!!


オイオイオイちょっと待て。前回(前半)が終わった時点で、明らかにメキシコペースで2点リードしてて、エスパダスとかめちゃくちゃ大活躍してたじゃないか!後半だけで6失点とか、一体何があったっていうんだ…?
あまりの豹変振りに、まるでNTR漫画でも読んでいる気分だぜ…!!


しかも、ミカエルくんがどのように得点し、エスパダスがどのように失点したのかはもちろんの事、試合後にがっくりとうなだれるエスパダスの姿すら無しという徹底振り!
虐殺シーンすらカットとか、いったいどれ程の惨劇が繰り広げられたのか、想像するだけでも恐ろしい…。エスパダスというかメキシコが不憫すぎる(´;ω;`)

大体、前回のラストに出てきてミカエルくんに声援を送っていた、意味ありげな盲目の人物とか、今回全く出てきてないし、説明すらなかったじゃねえか!!いったい何だったんだ(′・ω・`)


タフで例えると、先週まで鬼龍おじさんがキー坊を圧倒してたのに、今週になったら敗北描写すらなく、いきなり荼毘に付されてるようなモンっスね。
思わず「なっ、なんだあっ」とコンビニで叫んでしまったんだあっ



…とりあえず、わかっている事は

(1)エスパダスは後半だけで6失点もした

(2)6得点は全てミカエルくんによるもの(ダブルハットトリック)

(3)ミカエルくんが実況してたアナウンサーから「フィールドの悪魔」呼ばわりされていた


最後の「フィールドの悪魔」呼ばわりがミソなんですかね。
リバウールさんがドイツ戦で見せた畜生プレイ以上の事が行われたのか…は不明ですが、少なくともスペインが、ミカエルくんのワンマンチームだってことは確かみたいですな。
スペインの他メンバー、フェルナンドトーレスもどきとか、20年に1人の逸材(笑)の天才GKカリューシャスも、バルサで翼とチームメイトのパジョルも、結局はただのモブだった、と。そういうわけですな。
これはちょっと、もどき選手を、豪快に無駄使いしすぎじゃないですかね…?



そして試合後の夜、スペインの大勝がよほど嬉しかったのか、ミカエルくんの活躍があまりにも鮮烈過ぎたのか、スペインの街じゅうがどったんばったん大騒ぎ状態になったって描写も、コレもちょっと謎なんですよね…。何か変な珍走団みたいなノリで、車とかいっぱい走ってるし(′・ω・`)
いくら開催国とはいえ、優勝したならともかく、いくらなんでも準々決勝を勝ったぐらいで、はしゃぎすぎだろお前らwwww 




…とまあ、何か途中から、愚痴っぽい事をいっぱい書いちゃいましたが、次回からは休載することなく、ドイツ戦が描かれるみたいなので、気を取り直してそちらに期待しましょうかね…。
とりあえずミューラーが、さっそく翼と岬の新必殺シュートの餌食というか実験台にされそうで、ちょっと不安になっちまいますが。