(20170916) 彼岸島 48日後… 第134話「一キロ」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟で、ホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツ精二を救出し、遂に東京へ通じる壁へと到着!
精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行く明さん一行ですが、途中で「ネズミのオオサマ」と呼ばれる醜悪な邪鬼に遭遇する…!



クソチビ・クソハゲ・クソネズミ・クソホッケー・そしてクソ救世主からなる「TEAM クソ」(勝手に命名)が、地下下水道に潜む「ネズミのオオサマ」の住処を通り抜けて、東京を目指すぜ!という回。


部屋の広さは1キロで、邪鬼の野郎が吸血鬼をボリボリ喰ったり、腹にいっぱいいるネズミに食いカスを分け与えたりしている間に、忍び足で通り抜けを試み、万が一見つかっちまったら、ダッシュで通り抜けるぜ!ってわけですな。
声で気づかれないように、ネズミの口元はテープでビッチリとガードして、こちらの準備は万全だ!


…でもなあ。このまますんなり通り抜けられるとはとても思えないんだよなぁ。少なくともミニスーパーファミコン先生ェが、邪鬼と戦わずにスルーなんて、そんな塩展開を描くとはどうしても思えねェ!
絶対途中でスッ転んだり、音が鳴るものを踏んづけて「やべェ!見つかっちまった!!」と慌てふためく様子が、容易に想像できてしまうんだ(′・ω・`)
ダチョウ倶楽部上島の「押すなよ!絶対に押すなよ!」と同じぐらい、ベタなギャグに見えてしまうんじゃ!


あと、相変わらずこのマンガの「ソロリ ソロリ」という擬音は、ギャグにしか見えねェから、ちくしょう!