(20170911) 彼岸島 48日後… 第133話「ネズミの王様」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに鮫島様の弟で、ホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツ精二を救出し、遂に東京へ通じる壁へと到着!
精二の知る東京への抜け穴…下水道を通って行く明さん一行ですが、途中で「ネズミのオオサマ」と呼ばれる醜悪な邪鬼に遭遇する…!



今週は醜悪な邪鬼“ネズミのオオサマ”(コレが正式名称でいいんですかね)が、どれぐらい恐ろしくてキモいかって事を読者に知らしめるため“だけ”に、モブ吸血鬼が犠牲になるという、なんだか可哀想な回。
本土の時は沸いて出てくるほどモブ忍者が居ましたけど、流石に本土じゃそうはいきませんからねえ。悔しいだろうが仕方ないんだ。


そして精二の回想シーンでも、ネズミのオオサマの犠牲になってる人間が出てきます。
「効かねェよ!!コイツには何も効かねェよ」ご丁寧に読者へ説明しながらマシンガンを乱射して、喰われた河田(モブ)の心境はどれほどなのやら。
恨みなら社にほへと先生ェを恨むんだェ…。



今週はそれ以外だと、勝っちゃんが「ふざけんなよクソホッケー!!」と精二にブチ切れてる所が印象的ですかね。
勝っちゃんメッチャ口悪いなあ(′・ω・`) やっぱり一緒に居る連中がロクでもないヤツらばっかりだから、ガラも悪くなったんですかねえ。
っそれにしても、小4に思いっきりブチ切れられてるのに全く怒らない精二は、やはり鮫島様のいう通り、優しい男なのかもしれませんな。まあ、性欲はアレですが。



とりあえず、あのネズミのオオサマが居るところを通らないと、東京には行けないらしいので、ブッ倒すなりどうにかして、突破する展開になりそうです。
個人的にはあの邪鬼キモいから、とっとと突破して欲しいんだけどなー。
でも読者の予想を斜め下に裏切る、太陽フレア先生ェのことだから、望んでもいないのに、倒すまで時間をかけてネットリ描きそうでイヤだなあ。