(20170715) 彼岸島 48日後… 第127話「神棚」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」にて、ついに金剛様を倒すことに成功。
 母ちゃんとの悲しい別れの後、とうとう精二を救出しましたが、コイツがまたホッケーマスクを付けたカタカナ口調で、女とヤラセロと連呼する、兄貴以上にとんでもないヤツでした。精二にやる気を出させるために、女とセックルをさせて、ついに東京へ向かう…!



精二を案内役に加え、みんなで仲良く東京へ向かう…ことになった明さんご一行ですが、気になったのは、勝っちゃんと鮫島様の友好度が、何か妙に下がってますね…。
下がっているというか、元に戻ったというべきか。
コレはあれですかね?母ちゃんが死んだから、友好度がリセットされたのか、それとも精二が戻った事で、弟LOVEになっちまったからなのか(′・ω・`)
鮫島様との友好度が下がった一方で、逆にネズミとの友好度が上がってるのが、なんだか妙ですなあ。



ちなみに精二のホッケーマスクですが、ネズミいわく「中学生くらいから(マスクをつけている)」らしいですよ。
てっきり、北斗の拳のジャギ様みたいに(東京でひどい目に遭ったので)顔の傷を隠すためにマスクつけてるのかと思ってたら…単なる中二病じゃねェかよ、ちくしょう!!、
まあでも、考えようによっては“マスクを外したら実はイケメン”説も、可能性があるのか…。
まあ仮に素顔がイケメンでも、こんな下品な事を言い出すようなヤツじゃ、たかが知れているんだけどな!!



そんな中お腹がすいた明さんご一向。その辺の吸血鬼を襲ってアジトへと案内させて、そのままアジトを襲撃。吸血鬼を皆殺しにして、食料を強奪。カップラーメンに舌鼓を打っています。
こうして書くと、どっちが正義の味方だか、コレもうわかんねェな?
完全にやってる事は略奪で、その辺の悪党と一緒じゃないか(困惑)


そのアジトには、全裸の男の人間数人が捕まっていたらしく「あなた方は命の恩人です!」と土下座して感謝してるんですが、そいつらとの温度差がひどくて吹いた。



で、このアジトでは、なぜか写真たてに飾られている、雅の写真を発見!
ココに捕まっていた人間いわく、マサの野郎達は、池袋のサンジョインという高層ビルで、人間をビルから突き落として遊んでいることが判明しました。
コイツ等ほんとIQ低いなあ(′・ω・`)


サンジョイン…どう考えてもサンシャイン60の事だと思うんですが、サンシャインなんかで何やってんだこのラスボスは!?
と思いましたが、よくよく考えてみたら、サンシャインシティの前身は「巣鴨プリズン」という、戦争犯罪人(戦犯)の収容施設だった場所ですから、ラスボスの居城としては、ある意味相応しいのかもしれません。
まあ、マサや彼岸島の吸血鬼どもが、そんなことを知ってて、サンシャインに居るとはとても思えませんけどねえ。
「おっ、なんか高いビルあるやん!あそこを居城にしたろ!」とか、そんな軽いノリに違いないェ!



そんなマサの野郎ですが、最近は何をやっても退屈な気分らしく「あーあ、最近つまんねえなー。なんか最近、明が私を追ってここまでやって来るような気がしてくるりゅん。どうやってあそぼっかなー。ソレだけが楽しみだりゅん!」などと言ってたようですよ。

もうコレ完全に、恋人を待ち焦がれている、ギャグゲーのヒロインと同じリアクションじゃねェか!!せつなさ炸裂ゥ!!
どこのセンチメンタル・グラフティだよ、ちくしょう!!