(20170515) 彼岸島 48日後… 第119話「弱者」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」にて、ついに金剛様と対峙するが、更なる脱皮によって腕が4本に!打開策として、ガソリンスタンドに追い込んで、金剛様を燃やしちまおうと画策するのだが…?



まあぶっちゃけて言いますと、今週はあんまり進展の無い回でした(′・ω・`)
てっきり金剛様をガソリンスタンドに誘い込むのかと思いきや、そんなそぶりは全く見せず、明さんが背後から義手ソードで金剛様を背後からぶった斬って、お返しに金剛様がヒールキックで明さんを蹴っ飛ばして、そのせいなのか明さんが「血を流しすぎたんであまり長くは戦えねェ」と言い出したので、そろそろ決着がつきそうかな?…って感じです。



とはいえ、それでも今週のカイジよりはマシだと言えるでしょう。
今週のカイジは、ぶっちゃけ、彼岸島が冒頭で前回のハイライトをちょっとやってますけど、あれを1話丸々やっちゃってる感じだったしなあ(′・ω・`)



さてその頃、この2人の戦いを見守るギャラリーたちですが、鮫島様なんかは「明こそが本当にとんでもない男なんだ」などとハァハァ言いながら推しまくっていて、ちょっとhmhmしいなあ…なーんて思っちゃった反面、ネズミの野郎はここ2週ぐらい前から、急に金剛様を応援して、明さんをディスりだしてやがる!


ちくしょうなんて野郎だ!彼岸島のモブ忍者なんて、みんな明さんを応援してたじゃねェか!なんて野郎だ!とブチ切れてしまいそうになりますが、鮫島様いわく、ネズミは弱者であり「大きなものにまかれる事で、正気を保とうとする」という、防衛本能の一種なんだという解説が。


挙句の果てには勝っちゃんにすら哀れに思われちゃうんですが、個人的には、このあと明さんが金剛様をブッ倒したあと、ネズミがどういうリアクションを見せるのかがちょっと気になるところ。


やっぱりアレなんですかね?明さんが勝った瞬間、手のひらをクルリと返して「凄ェ!さすが救世主様だ!!俺はずっと明さんが勝つって信じてましたぜ!!」などと、叫んだりしちゃうんですかね?
まったく、なんでこんなヤツに限って、妙に長生きしちゃうんだよ、ちくしょう!!