(20170215)キャプテン翼 ライジングサン 第48話 幻の究極鋼弾

【今週の要約】


マドリッドオリンピック本大会予選グループもいよいよ佳境に入り、グループDではブラジルvsドイツという大会屈指の好カードが実現。
この試合引き分け以上でグループ1位が確定するブラジルは、上から目線で舐めプを決め込んでるのに対し、ドイツは序盤から本気モード。シュナイダーのハットトリックにより、3−0で前半を折り返す予想外の展開に。
後半は一転して本気になったブラジルが攻勢に転じる。後半途中から投入されたリバウールさんのラフプレーなどもあって1点差に迫ると、ナトゥレーザのトルネードシュートを、サンターナ反動蹴速迅砲の要領で雷獣シュートで打ち返す新必殺技フルメタルファントム」が炸裂!ミューラーの左手を吹き飛ばし、ついに3−3の同点に…!!

今回の大きな見せ場は、サンターナと納豆が編み出した、新必殺シュートに尽きるでしょう。


回想シーンで、2人が新しい技を開発するぜみたいな描写があるのですが…。

ナトゥレーザ「そうだ!!ライバルの必殺技を色々合体させて、パクルってのはどうだ!?」


「パクる」って言っちゃったよwwww



これまで散々人の技をパクりまくってた翼ですら「真似る」とは口にしても「パクる」とは言ってなかったのに!!
相手へのリスペクトも表しつつ、あくまでグレーでぼやかしていたのに(形式上は)!!
それを納豆、お前ってヤツは…!パクるとか言っちゃったら、直球過ぎにもほどがあるだろ!いい加減にしろ!!



サンターナ「おおっ、それはいいアイディアかも」じゃねえってのwww 
お前そこは止めろよ!と思いましたが、よくよく考えたら、ワールドユース編の時点で「トルネードアロースカイウイングシュート」*1という他人の必殺シュートを色々合体させたシュート撃ってるんだから、コイツが反対するわけがないんだよなぁ…。



こうして、納豆がトルネードシュートと雷獣シュート(原理は一緒だから、実質スカイウイングシュートですよね…)の合体技で打ったシュートを、サンターナ反動蹴速迅砲の要領でトルネードシュート+雷獣シュートで打ち返す、とんでもない新必殺技フルメタルファントム」が炸裂!!


うーん。カッコいいっちゃあカッコいいけれど、なんだかネーミングが今までのキャプ翼っぽくないような気がしますねえ。
タウンワークのアルバイト企画「作中に登場する新たな必殺技の提案などでストーリー作りにも」云々という記述があったから、ひょっとしたらバイトの人が考えた名前なのかもしれません。


あと(少なくともサンターナは)同じ原理で打つ「スカイウイングシュート」をロベルトから教わっているはずなのに、ご丁寧に日向の名前を出してあげているのは、一応敬意を表してるってことなんですかね。
まあ、そもそも日向の知名度って、この世界じゃどんなモンなのかってのもよくわからんのですけどね。
所属してるのはレンタル先とはいえセリエCのチームだし、ワールドユース編じゃ決勝トーナメント以降は点とってませんし。



そんでもってこの「フルメタルファントム」が、ミューラーの左手を弾き飛ばしてゴール。
気になるのは、次号予告だと、ミューラーが怪我したっぽいような書かれ方をしてる点。
おいおい、これで次の試合(おそらく日本戦)で欠場とか、本来の力が出なかったとかいうのは萎えるから、頼むよー。


あと、ドイツのDFは相変わらず全く仕事してませんねえ…。フルメタルファントムの間「なにィ」って言ってるだけでずっと棒立ちだし。
まるで、特撮ヒーローもので、変身シーンの間ずっと待ってくれてる悪役怪人みたいだあ…。
お前らがちゃんと仕事してれば(2人に接近するとかシュートコースをふさぐとか)、ミューラーの左手も破壊されずに済んだんだよなぁ…。




*1:ワールドユース編決勝戦の日本戦でサンターナが披露した、火野のトルネードシュート・翼のアローシュート・スカイウイングシュートを組み合わせた、この世に存在する究極のシュート。なお若林に止められたもよう。