(20170206) 彼岸島 48日後… 第106話「ロビー」

彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流し、さらに亡者となった勝っちゃんの母親(吉川さん)を案内役にして、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジト明治屋ホテル」…!
 


ついに、明治屋ホテルに到着した明さんご一行。
中に入ると、ロビーに待ち構えていたのは、首を吊った人間の死体と思われるものやら、吸血樽やらに混じって、中央にそびえたつ巨大な山…!なんとそれは、金剛様の脱皮した皮だった!!なんてこった!!まるで脱皮タワーじゃねェか!!しかも臭ェ!!

この脱皮タワー、目測ですけど、推定で4〜5メートルぐらいはあるように思われます。
なんでこんなものをロビーの中央に飾ろうと思ったのか…。おそらく金剛様が飾っとけとか言ったんでしょうけど、ひいいい、わけがわからねェ!!



さて、さらに客室へ向かってみると、何部屋か血まみれになってる部屋が見つかります。
一体ここで吸血鬼どもが何をやってたのか、これもうわかんねェな?って感じですが、ホラー漫画っぽい要素とも言えなくもありません。
そういえばこの漫画、ホラー漫画だったわ。すっかり忘れていましたが。




そしてここで明さんの口から、勝っちゃんとネズミに対して、非情なる戦力外通告!!
「ハッキリ言ってこの戦いにはついてこれそうもない」的なアレですね。
ネズミはともかく、当然勝っちゃんは「馬鹿野郎お前俺は行くぞお前!」とブチ切れて反抗してますが、鮫島様によって猿ぐつわ状態にさせられちまいました。
さすがに今回は金剛様が相手とあっては、命の保証が無さすぎるって事ですね。まあしょうがない。


というわけで、勝っちゃんとネズミは決着がつくまで、血まみれの部屋内にあるトイレで待機することになりました。
…これ、万が一ネズミがショタホモの気があったりしたら、勝っちゃん何気に大ピンチなんじゃないんですかねえ…?勝っちゃんの貞操がやべェ!!



そして明さん・鮫島様・母ちゃんの2人と1匹は、ついに金剛様が待ち構えているであろう、屋上の建物の前まで到着!
…うーん。てっきり金剛様のいる部屋にたどり着くまでに、中ボスを2〜3体用意して、無駄に引き延ばすかとばかり思ってたのに!まさかあっさり到着させちゃうとは、ちょっと意外過ぎて面食らったェ。
いい加減編集が、童貞を殺す服先生ェに「とっとと金剛様出せやオラァン!」とハッパかけたんですかねえ。