(20160801) 彼岸島 48日後… 第86話「台車」

 
彼岸島は「週刊ヤングマガジン」で連載されていた、吸血鬼が住む島彼岸島を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。


現在は、第3部?に当たる「48日後…」シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手1本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明!!



明さんは、途中で知り合ったショタの勝次(勝っちゃん)と共に、雅様の居る東京への行き方の手がかりを掴むため、芦ノ湖へ。そして芦ノ湖に浮かぶ海賊船で人間達を率いているもう一人の救世主・鮫島様というタコ頭のオッサンと出会い、意気投合。みんなで力を合わせて邪鬼・死神を撃退する事に成功します。
 そして明さん・鮫島様・勝っちゃん、そして途中で船から逃げ出してたネズミも合流して、鮫島様の弟・精ニが捕まっているという金剛様のアジトへの居場所を知っている、勝っちゃんの母親(吉川さん)の元へ向かうのですが…そこにいたのは、亡者へと変わり果てた母親(吉川さん)の姿でした。しかもそれが金剛様の仕業と分かり、明さんは吉川さんを道案内として一緒に連れて行くことにするのでした。



亡者でありながら、息子・勝っちゃんとの親子愛の力?で、会話がこなせることが分かった吉川さん。金剛様のアジトへの案内役として連れて行くことになりました。

あったよ!台車が!!


あったよ!木箱が!!


あったよ!ロープが!!


でかした!!母ちゃんを運ぶマシーンが出来上がったぞ!


更には母ちゃんが寒くならないようにと、身体に毛布をかけ、母ちゃんの顔だけがひょっこり出る仕様に。
これは勝っちゃんの親を想う子の優しさがにじみ出たものであり、決して、シン・ゴジラ先生ェがいっぱいある亡者の顔を描くのが面倒くさくなったからではないんじゃ!!



その後、出発前にみんなで家にあった生野菜をボリボリかじる展開に。
そういえば今回の芦ノ湖編に入ってすぐの時も、明さんとパンツ一丁の勝っちゃんが、吸血鬼の死体の前で生野菜バリバリかじってましたっけ。



明さん、勝っちゃん、鮫島様、ネズミが生野菜をバリバリかじって腹を満たし
そして亡者の吉川さんは、その辺をカサカサ動いてたGを捕まえると…そのままボリボリまるかじり!!


ええ…(困惑)。


確か初期の彼岸島で、亡者になったポンが虫を食ってたシーンが有りましたけど、
あれは吸血鬼から迫害されて、食うものに困った上で、仕方なく虫食ってただけであって、なんで自ら虫を食ってるんだ(′・ω・`)
こんなの勝っちゃんドン引きじゃないか!!ちゃんと野菜食わせてやれよ、ちくしょう!!



こうして、ついに出発です。吉川さんの台車は、強い希望により勝っちゃんが持つ事になりました。
途中で鮫島様が「クズとクソガキと亡者と仕込み刀野郎、まともなのが1人もいねェ」と言い出すのですが(なお、鮫島様は勝っちゃんから“絶倫ハゲ男”呼ばわりされてます。ぶっちゃけ過ぎィ!)

明さん「ぴったりじゃないか
このでたらめな世界で、でたらめなパーティ
そして向かうは、でたらめな化け物退治だ」

本当にでたらめなのは、この漫画そのものなんだよなぁ…(′・ω・`)