(20160416)背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ 4巻

第2回 次に来るマンガ大賞ミックス部門で大賞を獲得!した、すじピンの第4巻です。

ダンススポーツ大会・ラテンの部がついに決着します。
ダンス経験が明らかに乏しい八巻・秋子ペアが、決勝の舞台で取って置きのダンスを披露する…!という場面が、見ていて実にドッキドキします。
この辺の見せ方は、本当に素晴らしいなあと思います。

個人的には、しおらしくなった秋子先輩がクッソ可愛かったです(;´Д`)



そしてこの後は、いよいよスタンダード戦。とうとう、つっちーとわたりちゃんに出番がやってきます。
…といっても、ダンス経験少ない2人が、優勝を狙えるはずもないのですが
それはそれとして、つっちーとわたりちゃんが、自分達の目標に向かって、ひたむきに踊る姿は、目を奪われるものが有ります。
作中でも土井垣部長が(あの子達にとって…普通に踊れているという事が、どれほどの進歩か…!)と言ってますが、まさにこの通り。
2ヶ月前の初めての試合(第2巻参照)に比べると、目に見えて上達していますからね。そりゃ、読んでる読者も思わず応援したくなっちまいますよ!


優勝や勝利を抜きにして、自分達の目標に向けて、精一杯頑張る。
このあたりが、勝利至上主義のジャンプ漫画らしからぬ、新鮮な気持ちが感じられますね。



そして、ラテン部門では八巻先輩が実質主人公みたいになっていましたが
スタンダード部門で実質主人公になっているのが…宮大工くん。


生真面目で頭の固い宮大工くんですが、自分達よりも経験の乏しいつっちー達のダンスを見て、心を動かされ…。そして最後にはひとつに結論に達するのですが
いやあ、最後にここまで味わい深いキャラになるとは予想外でした。


本当にこの漫画、いいヤツばっかりで不快なキャラが誰も居なくって、すごく安心できる。
ほっこりした気分になれますね。



あと、玄人おじさんがいいキャラ過ぎて吹いた(′・ω・`)




おまけ。







今回は3Dカスタム少女で、ターニャ(前回から作り直し)と柏さん(宮大工くんのパートナーのおっとりした子)を作ってみました。
柏さんはあんまり似てませんし、ターニャも色が微妙に違いますね…。
ターニャが「GJ」って言ってるシーン、ほんとかわいくてすこ。


Pixivに大きな画像と未公開画像もうpしていますので、よろしければどうぞ(′・ω・`)