「彼岸島」は「週刊ヤングマガジン｣で連載されていた、吸血鬼が住む島｢彼岸島｣を訪れた主人公宮本明たちの戦いを描いた、スタイリッシュ丸太アクションホラーギャグ漫画です。
現在は、第３部？に当たる｢４８日後…｣シリーズがはじまりました。
雅(マサ)率いる彼岸島の吸血鬼達が持ち込んだ、吸血鬼ウイルスを媒介した蚊の猛威によって、崩壊した日本。
法も秩序も無い、吸血鬼達が跋扈する荒れ果てたこの地に現れた、片足を引きずり、顔に傷を持つ、左手１本で丸太をぐわしと掴む救世主…。
その名を、宮本明！！
●今週からは新展開！舞台は大阪から、一気に神奈川県の芦ノ湖まで飛びます。
うーむ。明さん、片足を｢ズズズ｣ってひきずる様な状態なのに、徒歩で良くもまあここまできたもんだ。
名古屋や静岡では特にイベントが無かったんでしょうかねえ。
あるいは、明さん達の故郷である商店街に立ち寄って、両親とかに再会する！なーんてイベントが有ってもよさそうなモンですけど、そういったモノも無し。
本当にマサをぶっ殺す事だけしか頭にないんだなあ、明さんは。
●今回の新展開でスポットが当たるであろう人間は「吉川」母子。
かつては芦ノ湖では名の知れた評判の美人だったというこの奥さんですが、マサの野郎どもが彼岸島から吸血鬼ウイルスを媒介した蚊を本土にバラ撒いた影響で、旦那さんはあっさり死亡。
未亡人となった吉川さんは、吸血鬼になった男たちに、何度も何度もヤられまくっている（もちろん性的な意味で）という…。いやあ、なんというか、書いてるこっちの気がめいっちゃうほどのエロ展開です。
そりゃ、彼岸島は昔っからエロ展開が多かったですけど、４８日後シリーズに入ってからというもの、邪鬼同士の豪快なセックルシーンとか、ユキが吸血鬼にレイプされちまうとか、なんかエロ展開の頻度がバンバン増えている気がしてなりません。
ﾏﾂﾓﾃｨｰﾇ先生ェ、どんだけ性欲を持て余してんだよ、ちくしょう！
とはいえ、美人未亡人が子供を人質に監禁されて、男達に輪姦され、その様子を子供が見て悲しむとか、シチュエーション“だけ”ならそそられるものがあります。
これをみやびつづる先生とかが調理すれば、極上のエロ漫画になるのかもしれませんが…。
三国志ツクール先生ェが調理すると、ただのシュールギャグ漫画にしか見えないんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ。
●吸血鬼達いわく、息子を人質に取りつつ、吉川さんを監禁し「俺達が人間のお前を飼ってやるよ」などといって、吸血鬼達の肉便器としてバンバン活用し、ヤリまくってるようです。
なんというか「それなんてエロゲ？」としか言いようのない展開ですけど、吸血鬼達も流石にただヤるだけじゃ悪いと思ってるのか、セックルの見返りとして、結構な量の食料を毎回置いてっている模様。
そう考えると「アレ？この吸血鬼ども、実は結構いいヤツ等なんじゃね？」って思えなくもなかったり。
しかし、せっかく置いていった貴重な食料ですが、吉川さんの子供(まだ名前は明かされず)は「吸血鬼の置いて行った食料なんて食わねェ！」と頑なに突っぱねています。
まあ、気持ちは分からんでもありませんね。
毎回母親を凌辱する連中が持ってくる食料なんて…という葛藤が有るんでしょう。
…って
>結局食うのかよｗｗｗｗ
あれだけ「吸血鬼が持ってきた食い物なんて絶対食わねェ」と強がってたクセに、次のページをめくったら「ちくしょう」って言いながらムシャムシャとリンゴをむさぼってるとか、どういう事だよｗｗｗ
これじゃ完全に「即堕ち２コマ」じゃねえかよ、ちくしょう！！
●とはいえ、毎回母親が吸血鬼たちに酷い目に遭っている光景を見せられるというもの、地獄である事は変わりません。
吉川さんの身体じゅうには、吸血鬼がｾｯｸﾙ中に噛んだ噛み後が、首筋から背中、おしりにまで広がっています。
よくよく見ると、平らな背中や腰のど真ん中にも噛み跡がありますが、一体どうやって噛み付いたんだとか、そんな無粋なツッコミををするのはやめんか！
というか、こんだけ噛まれまくってて、良く吸血鬼ウイルスに感染しないなあ、吉川さん。
もっとも、ヤッてる吸血鬼どもからしてみれば、相手が人間だろうと吸血鬼だろうと、どっちでも大差ないのかもしれませんが。
そんな吸血鬼達の間では、最近｢悪魔｣と呼ばれる人間が居るって話題でもちきりなんだそうですよ。
たった一人で片手が無いその人間は、吸血鬼をばさばさ斬って、悪魔のように強いそうで。
吉川母子は、いつかそんな悪魔が自分たちの前に現れて、吸血鬼どもを皆殺しにしてくんねーかなーと思わず願ってしまうのです。
…うん。これ、どう考えても「明さん」のことだよなあ。
いつの間にやら明さんも、悪魔呼ばわりされるようになったのか。
そのうち「悪魔を超えた悪魔」とか呼ばれて、いかがわしい本を回収するように(ｒｙ
